生きる 2【stpr】

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紫side














さとみくんの病院に行く






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桃「あ、なーくん、、」


紫「おはよう。朝早くにごめんね」


桃「やることないからいつ来てくれても嬉しい」






鼻にチューブをつけて、点滴をして



いかにも入院してますって感じだけど



爽やかな笑顔は健在だった







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紫「体調は？」


桃「んー、ちょっと息苦しいけどそれだけ」


紫「真面目な話、大丈夫？」


桃「うん」







真面目な話ってのは



すとぷりのことで



6人での活動や、生放送に関する話









紫「じゃあ、5人でやっていいってことだよね」


桃「うん。やって欲しいです。俺が聞きたいw」


紫「OK」






紫「あとさ、春のドームライブのことなんだけど」


桃「あ、その事なら…いい？」


紫「うん。何？」


桃「俺のわがままだけどさ。やる方向で進めて欲しいです。」





俺を吸い込むんじゃないかってくらい



真っ直ぐで綺麗な目が俺を見る







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紫「ふっ、良かった。それが聞けて」


桃「……ライブはやりたい。

どうなるかは分からないけど……、

今、目標があるって本当に嬉しいんだ。やる気になるんだよ」






お偉いさんに何とか許可してもらったすとぷりドームライブ



俺的にも絶対に成功させたい






さとみくんだってそのために頑張ってる



そんなの分かってるんだ







こんなこと聞かなきゃいけないのも辛かったから



さとみくんがハッキリ“ やりたい ”って言ってくれたことが



めちゃめちゃ嬉しかった


















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