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灰谷side
あのあと、白車の受け入れが二件あったけど比較的落ち着いた午後だった。
横の机の名取君がパソコンを開いたまま固まってる。
緋山「名取！」
名取「はい。」
緋山「あんた寝不足？カルテ溜まってるんだからもっとシャ
キシャキと動きなさいよ。」
名取「すいません。」
緋山先生気づいてないのかなぁ。
僕は熱は確実に上がっているのが分かるし寒気がする。
でも、名取君がもし倒れたら医者が減っちゃうから。
【1時間後】
緋山「名取！白車来るから！行くよ。」
名取「っはい。」
僕も慌てて追いかける。
けど、走ると頭に響くからいつも通り走れなかった。
名取君と処置をしてたんだけど近くにいると肩で息をしてるのが分かる。
灰谷「名取君、休んだほ
名取「大丈夫だから処置に集中しろ。」
灰谷「でも、」
そのあと名取君は体調が悪いとは思えないほどの処置をしていた。
処置室から医局に戻った後名取君はずっと机に突っ伏していた。
僕も頭痛がするけど名取君ほどではないとおもう。
それでも、自分だって辛いから、必要最低限の動きだけで。
白石先生達はまだ帰って来てないからここにいるのは名取君と僕だけ。
灰谷「名取君、仮眠室に行ったほうが。」
名取「いい。」
灰谷「他の先生も来たし。」
名取「っバレる。」
名取君に話しかけていたら白石先生達が帰って来た。
そしたら名取君が急に立った。
でも、勢いが強すぎたのかしゃがみ込んでしまった。
びっくりしたんだけどそれと同時に僕もたったせいか目眩がしていた。
白石「名取先生？」
緋山「名取？どした？」
目を瞑ったまま動かない。
緋山「名取？って、あっつ。」
あぁやっぱり熱があったんだ。
藍沢「立てるか？」
名取「…」
返事がないなと思ったら藍沢先生の方に倒れ込んでしまった。
藍沢「名取？」
緋山「名取聞こえたら手握って。」
白石「意識ない？」
藍沢「あぁ。仮眠室まで運ぶ。」
緋山「ちょっと灰谷、早く点滴持って来て。」
灰谷「は、はい！」
とりあえず、医局を出たけど点滴って何もって行けばいいんだろう。
熱で頭がボーっとしてあまり考えられない。
多分貧血だから…
走って戻りたいけど体がしんどくて。
さっきこんなに酷かったっけ。
戻ると
緋山「遅い！」
緋山「なんでそんなにふわふわしてるわけ？名取が倒れたのに。」
ふわふわ？
あっ、そっか。
僕のことか。
灰谷「すいません。」
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すー(プロフ) - リクエスト書いて下さりありがとうございました！とってもお話良かったです。また良ければ名取先生関連で書いて欲しいです！ (2022年7月30日 0時) (
レス) id: 23361e30d5 (このIDを非表示/違反報告)
もも - ちぇりむさん» ちぇりむさん、リクエストありがとうございます。読者の設定はどのようにしますか？藍沢先生などの指導医と同僚の医師ですか？フェローと同僚の医師ですか？また、誰かの恋人、そして外来か、救命に運ばれてきた患者さんでしょうか？ (2022年7月11日 22時) (レス) id: fe4ad0b7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりむ(プロフ) - 読者が体調不良ver検討して頂けませんか！？ (2022年5月13日 12時) (レス) id: 4925fa0fa0 (このIDを非表示/違反報告)
くる(プロフ) - はじめましてこんにちは！リクエスト失礼します！藍沢先生が虫歯になって、多忙でそれを放置→併発で熱を出したり治療を拒むところを見たいです、、是非お願いします、！ (2022年5月4日 16時) (レス) id: 468bf0cd3b (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 返信遅くなってすみません 風邪をこじらせて悪化した名取先生の話が見たいです (2021年11月27日 11時) (レス) id: 23361e30d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2021年8月8日 16時
