星の花が降る頃に

Valentine day＿末吉side ページ11

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『あ、秀ちゃんこれ、あげるよ』



末「…ゾウのマーチ」



『うん！』



末「あ、ありがとう」



『おいしいから、食べてね！』



末「お、おう」








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満面の笑みで「うん！」って言われたら、


「ありがとう」としか言えねぇよ(笑)







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『日高くんには、これ』



日「お、ありがとう！って、しいたけの岡かよ」



『え、なんか言った？』



日「しいたけの岡かよって言った(笑)」



『ん？なんか言いました？★』



日「いいえ、なにも。ありがとうございます」



『ふふっ(笑)』



日「へへ…」









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真「A〜、バレンタインはー？」



『あるよ〜』



真「さすがやな！今年は、何作ってくれたん？」



『真司郎には、キットコット。どうぞ』



真「え、手作りじゃないん？」



『そーだよ』



真「えー…」









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『リーダー、ハッピーバレンタイン』



浦「おー、ありがとう」



『ふふっ(笑)』



浦「プッキー、何年ぶりだろ。ありがとう！」



『いいえ〜』








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浦「って、おい(笑)」



『ふふっ(笑)』



末「なに笑ってんだよ(笑)」



『ちゃんと、手作りありますよ』








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そう言い、男子メンだけじゃなく、宇野にも


小さい紙袋を渡した、A。


隣の真司郎とか、めちゃくちゃ嬉しそう(笑)


よかったな、真司郎(笑)









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『あ、さっき渡したお菓子達は、食べてどうぞ』



末「まじ？あざみ」



『まじ(笑)』



西「え、俺、貰ってない」



『あげてないもん』



西「なんでよ」



『あげる必要ないって思って(笑)』



西「ひど」



真「いいやん、Aのおいしい手料理いつも食べてるやん」



実「そうだよ(笑)見なさいよ、真司郎の悲しそうな顔を(笑)」




西「真司郎、ごめん(笑)」



真「うざいわ。ほんまに」



浦「ほんと、Aのこと好きだな」



真「俺は、振られた身やから」



日「俺は、にっしまより、真司郎を応援するから」



西「おーい！(笑)やめろ！(笑)」





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今年のバレンタインも良いものになりました。


この仕事をやってる以上、


バレンタインをもらうことはたくさんあるけど、


特別な人からのバレンタインほど、


嬉しいものは、ないですね。








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