叶わないけど、叶わせたい【土方十四郎】

雨に濡れ ページ3

沖田ミツバ私の病院の患者だった

私が担当した訳じゃないから
病名は分からないけど病死したことは確かだった。

その弟の泣く声はあまりに静かだったらしい。

付き添い人は皆どこかへと行き
ミツバさんが亡くなった時そばに居たのは弟だけだったらしい。

その後にミツバさんの付き添い人と話をした。
土方十四郎というらしい

私は土方の目を見た瞬間終わり果てた
というようなものを感じた。

愛に飢えている様な

そんな目をしていた。
私は一目惚れをしてしまったらしい。

顔は美しくまた心置きは寂しい

貴方に.....

その後ザァザァと雨が降る

雨に濡れる土方はまた、苦しそうに下を向いた。

私がかけてあげる言葉など無く
ただ横であなたの苦しそうな顔を見るだけ.....

『私貴方が好きだわ』

雨のち曇り→←好き？(((めっちゃ短い)))

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