【鬼滅の刃】ねぇ待って違うそうじゃない。【我妻善逸】【竈門炭治郎】

翌日 ページ4

.....学校に行きたくない。

正確には、炭治郎と善逸と顔を合わせたくない。

だって気まずすぎるし。

陰キャぼっちだからね、友達も1,2人しかいないの。しかも今のクラスじゃなし。ぴえん誰か助けて

ていうか、わたし陰キャだからぴえんとかあんま使い方わかってないけど。とりあえずぴえーん。

「...はぁ」

ため息を付きつつ、とぼとぼと通学路を歩く。

「うげ」

最悪だ。

正門にはたった一人の風紀委員、我妻善逸が立っていた。

もう一度いう、最悪だ。

あーもうやだやだ顔合わせたくない...

でも生徒いっぱいいるし、さっさと行ったらバレないかな...

うん、そうだよね。A頑張れ、行ける。

と思い、ちょっと駆け足で正門を通り＿＿

「Aちゃん!!ちょっと待って!」

「.....ほんとに最悪...」

善逸がわたしを呼び止めた。うるせぇそろそろまつ毛抜くぞ金髪(口悪)

「....善逸、私別に校則違反してないはずだよ。じゃあね」

「だ、だめだめ待ってくれよぉ!」

「......」

わたしはスカートも折ってないし、校則に引っかかるものは何も持ってきてない。

でも、周りが善逸とわたしをジロジロ見て、ヒソヒソ話してる。

....陰キャぼっちのわたしでも、さすがに性格悪いって思われるのはゴメンだ。

無視するわけには行かない...

「なに、善逸。わたし宿題やりたいんだけど」

嘘だ。宿題はちゃんとやっている。でも適当な理由をつけて逃げたかった。

「嘘でしょ!あのね、昨日の事なんだけど＿」

「あー!あー聞こえない!」

慌てて耳を塞ぐ。

「ちょっと!?ちゃんと聞いてよ!」

聞きたくない聞きたくない、関わりたくない。

「じゃーね善逸!」

「あっ!?ちょっ...!!」

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