＊11＊血の女王 ページ13
〜血の女王side〜
泥棒を座らせたと同時に残りの暗号機があがった。
残るはあなた一人よ？それなのに何故懸命に生きようとするのかしら。逃げたところで何の意味もないというのに…
私は鏡を使い反対のゲートまでワープする。ああ、いたいた。なんて可愛らしい見目なのかしら！
突然現れた私に驚き振り向いたがもう遅い。私は彼女に凶器を振り下ろした。
血「残念だったわね。私と初めての試合で全吊りだなんて！でも仕方ないわよね？私は赤が好きなのよ。だからこの衣装を真っ赤に染めあげたくて堪らないの！」
医師は背後から奇襲攻撃をかけてやったわ。
でも鏡で殴ってしまったからダメ！次。
心眼は瞬間移動で地獄の果まで追いつめてやったわ！
でも最後は相打ちになってしまったからダメ！次。
泥棒はライトを当ててくるから上手く壁に誘導してやったわ。
でも私の好みじゃないからダメ！次←
ドール…お人形？
あら、あなたとっても可愛らしいわね！あなたの血で染った服ならぜひ着てみたいわ♡
血「人形のあなたの血もあの子たちと同じように真っ赤なのね！馬鹿にしてるわけじゃないの、とても素晴らしい色よ！♡」
ド「っ…はぁ、ぅ″…(ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ」
この子は投降の仕方がわからないのかしら？
(可哀想だわ、教えてあげたい)
だからこうして私の前で耐え凌ぐのかしら？
(辛そうだわ、楽にしてあげたい)
なら私が最後まで見届けてあげなきゃいけないわね！
(残酷ね、私)
うるさいうるさい！私は皆に望まれるままに生きただけよ！
血「ゲホッ、ゴホッ」
忌々しい過去、忌々しい私の傷、全て憎い。
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い！！
血(どうしてやろうか…そうだ。人形なら少し遊んでも大丈夫よね、ふふ、うふふ)
私は目の前の“お人形”に手をかけた。
ド「ぇ、？」
血「あなたとっても素敵よ、だからあなたのこともっと知りたいわ！ねえ…教えてちょうだい？」
その腕を千切ったら元に戻るのかしら？
その足を千切ったら元に戻るのかしら？
その首を掻き切ったら元に戻るのかしら？
血(所詮あなたも私も互いをこれっぽっちも知らないのよ)
虫の息のサバイバーを手にハッチまで歩く。
血「コレがハッチよ。ほら、早く行きなさい」
ド「ぁは、ハ……さよ…な、ら」
〜サバイバーが投降しました〜
あら、知ってたのね！面白い子…また逢いたいわ。
【玩具】マリー
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あまね(プロフ) - ああああコメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡初コメに感動してます…浮気してました許してくださいｯｯ！！○|￣|＿＝3責任取ってこの小説は自分が娶らせていただきます！！！(｀･ω･´)ﾌﾝｽｯ! (2020年4月2日 2時) (
レス) id: 1cb99c78cb (このIDを非表示/違反報告)
ハチャ(プロフ) - こんな素敵な小説に巡れたことに神に感謝†o(・・;) ｱｰﾒﾝ主様にこの小説を続けてくださるよう祈ります。今後の展開が気になりますゆえ頑張ってください (2020年3月29日 1時) (レス) id: dbff3cd75d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - こんな小説を読んでいただき感謝です…！ありがとうございます＜(_ _)＞この小説を見てくださった方に神のご加護があらんことを(-人-)←例えばガチャで欲しい衣装当たるとか(( (2020年3月28日 3時) (レス) id: 1cb99c78cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまね | 作成日時：2020年3月26日 4時
