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学校が終わったら近所の公園に来るらしい
あそこの公園に行くのは1年振りくらい。
悪ぶった中学生がたむろしてるからあまり行きたくない。
今日はいないことを願う
邪魔してきたらマジで睨む。
私眼力無いから全然怖くないけど。
チョンマゲにしてた前髪を下ろして整えてから眉毛を描いてカラコンを入れて完成。
カラコンもうそろそろ無くなるから買いに行かないと。
初めてカラコンデビューをしたのは中学3年生の頃。
「Aカラコンしたら絶対可愛いよ！」と言われて友だちから貰ったカラコンを装着。
鏡に映った自分を疑いそうになった。
「え、もしかして私の潜在能力半端ないんじゃね…?」って調子乗って今では手放せない。
そろそろ行くか〜。
聡に移したくないからマスクをしてパーカーを羽織ってから家を出た
自転車に跨っていつも通り坂道を登る
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公園の前に着いた時、聡はもう来ていた
スマホを弄ってベンチに座っていた
…可愛い！
自転車を停めて、聡の元へ行く
聡「…あれ?風邪…?」
私の顔を見てすぐに心配そうに顔を覗き込む
近い近い…！
あ「風邪、じゃないよ！ちょっと体調崩しただけ！」
聡に心配されるのは嬉しいけど、無駄に心配させたくない矛盾。
聡とはクラスが違うから今日私が休んだ事を知らない。
聡「そっか、ごめんね。急に、呼び出しちゃって」
首の後ろに手を当てながら申し訳なさそうに謝る聡。
謝らないで！聡は何も悪くないの！
どうでもいい相手なら無視するもの！
あ「いいよ！暇だったし」
聡の為なら時間なんて惜しくないよ！
何てたって9年間も聡に気持ちを捧げてきたんだから！！！！！！！！(うるさい)
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作者名：まっきー | 作成日時：2017年9月8日 2時
