防弾と独りの歌姫 (ページ32)

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32*NJ ページ32

JK｢連絡とれないってどういうことですか!!｣

｢ジョングガ、落ち着け｣

とか言いつつ自分も焦っている

なぜなら

ジニひょんとユナちゃんが来ないからだ

昨日の夜二人で出ていってからひょんは宿舎には帰ってこなかった

｢俺、スタッフに相談してくるから待ってろよ｣

ｽﾀｯﾌ｢そんな……どうしましょうか｣

｢……｣

ｽﾀｯﾌ｢そうだ……Aさんに尺を伸ばしてもらおう｣

｢え?!｣

ｽﾀｯﾌ｢他に方法はありません｣

TH｢じゃあジニひょんが来るまであの子が伸ばしてくれるの??｣

JM｢でも、普通俺達が先に出て会場を湧かせて

後輩を引っ張るものじゃ

それにデビューしたばっかりで曲も少ないはず｣

JK｢新人だからってそれは酷い

なんで６人でやるって言わなかったんですか!!!!｣

JH｢ジョングガ!!防弾少年団は7人だろ!!｣

JK｢はぁっ……｣

ジョングガは控え室を飛び出した

そうだよな、普通は後輩を引っ張るのは先輩

なのに俺たちは後輩に助けてもらうなんて……

だけど言えなかったんだ

６人でやるなんて

ﾄﾝﾄﾝ……

貴女｢こんにちは

挨拶が遅れてすみません｣

彼女はいつも通りの様子で挨拶にきた

防弾｢こんにちは｣

貴女｢では失礼します｣

その数分後グガは戻ってきたがまたすぐに出ていこうとする

SG｢ジョングガどこ行くんだ｣

JK｢どこって、Aさんのステージ見に行くんです

こんな所でじっとしてられない｣

｢俺も行くよ｣

６人でステージを見に行く

そこでふと気づいた

｢俺達、あの子に謝罪もお礼も言ってない……｣

そして遂にステージが始まった