防弾と独りの歌姫 (ページ31)

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PD｢まさか…超える相手を励ますとは笑｣

｢パンPD!!居たんですか!!｣

廊下に出るとパンPDがニヤニヤしながら立っていた

PD｢なんで声かけたんだ??

あのままほったらかしてたら、防弾少年団は崩れていったかもしれないのに｣

｢確かに防弾少年団を超えるのが私の目標です

けどそれ以上にペンを大切にする方が大きい

彼らにはarmyというペンがいる

それに、へニョへニョになった彼らを超えても意味がない

とびきり輝いていた彼らを超えないと｣

久しぶりに家でゆっくり

Twitterを開いてみると

방탄소년단がツイートしている

“久しぶりのセルカ”

“ジョングク”

ﾖﾝｷﾞ｢すみませんがそんな急に……｣

収録前、控え室にいるとオンニの声が聞こえた

どうやらスタッフともめているようだ

｢どうしたんですか??｣

ｽﾀｯﾌ｢実はですね……

今日、防弾少年団さんもこの番組に出るんですけど

ジンさんとスタッフさんがまだ来ていなくて……

なんで、どうにか尺を伸ばして欲しくて｣

ﾖﾝｷﾞ｢だから何度も言いますが……｣

｢わかりました

ちなみにどれくらい伸ばせば??｣

ｽﾀｯﾌ｢15分くらいです｣

15分か……

｢わかりました

本日はよろしくお願いします｣

ｽﾀｯﾌ｢ありがとうございます!!｣

ﾖﾝｷﾞ｢A!!なんで!!

こんなの失礼に決まってるじゃない

新人だからって扱いが雑にもほどがある｣

ただ今オンニからお説教を受けてます……笑

｢だってペンを待たせるわけにはいかないでしょ

それに私の実力を見せつける場でもある｣

ﾖﾝｷﾞ｢ところでどうするつもり??｣

｢まぁ見てて｣