22話目 ページ23
「主ー それでね鶴丸さんが…」
「はい、鶴丸がどうしたのですか?」
「どうなったと思う?」
縁側でお茶を飲みながら未来と話す加州
その横顔はとても幸せそうだ
「………」
「主ー? そんなに考え込まなくてもいいよー?」
「………」
「主?」
返事をせずに黙り込み微動だにしない未来の様子を見てまさか、壊れちゃったんじゃと最悪の考えが頭を過り思わず未来の肩を掴んで揺さぶる
「主! ねぇ、主!」
「………はっ! どうしたんですか? 加州」
「もー 主びっくりさせないでよ!」
「すみません ところで加州ここ1分間の記憶がないのですが僕は何をしていましたか?」
「え?」
返事がきたと思ったら記憶がないと言われ一瞬言葉に詰まる加州
「特に何もなかったよ」
「そうですか? ならいいのですが」
「うん で、鶴丸さんがね」
少し納得のいかない表情だが加州が話し始めた為大人しく加州の話に耳を傾ける未来
この頃からふとした時に未来は声を掛けても返事がない動かないといったものが見受けられる様になった
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類々(プロフ) - Monkeysさん» お褒めの言葉ありがとうございます! 嬉しいです! うわわ、脱字に気づいてませんでした! ご指摘ありがとうございます (2018年7月29日 11時) (レス) id: 3ff55c9428 (このIDを非表示/違反報告)
Monkeys(プロフ) - 面白いです!個人的に好きです!!
一つだけ訂正があって「メンテナス」じゃなくて「メンテナンス」です! (2018年7月29日 5時) (携帯から) (レス) id: ef997e66b8 (このIDを非表示/違反報告)
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