14話目 ページ15
突如響いた声に驚きはしたものの咄嗟に伏せる3人
ボフン
と音がすると同時にまた先程の声がこう言った
「帰りますよ！ さあ、煙幕が効いている内に早く」
「君は誰だ？ 刀剣男士という訳ではなさそうだが」
「説明は後です！ さあ、早く」
そう言うが早いか1番重症の燭台切を身長差を物ともせずひょいと抱きかかえると走り出した
慌てて後を追う鶴丸と一期
目の前を走る少年は一体何者かなどと考える余裕はなかった
「ただいま戻りました」
「主！ 急に居なくなるからびっくりしたじゃん！」
「加州、すみません 次からは一言断ってから移動します」
「いや、別にそこまでしなくていいけど・・・って燭台切！？ それに鶴丸に一期も！」
「えっと、これはどう言うことかな？ えーと名前は？」
困った様に尋ねる燭台切を床に下ろしてから
少年はこう名乗った
「僕の名前は未来 今日からここの審神者になりました 自己紹介が遅れてしまいすみませんでした」
「えっと、未来君？」
「はい、なんでしょう」
「さっき僕達を助けてくれたのはどう言うことかな？」
「俺もずっと気になってたんだ！ 普通の人間はあそこに来れないからな」
「僕は人間ではありません ロボットです！」
「ロボット・・・とは？」
本日何度目かの質問を一期が投げかける
未来はうんざりした様子もなく絡繰人形の遠い親戚の様な物ですとまたまた本日何度目かの返答をした
「へー こいつは驚いた！ 君は人形なのか！」
「いえ、正確に言うとロボットです あの、皆さんの手入れをしてもいいでしょうか？」
「俺はいいぜ 一期と光忠は？」
「あ、断られても無理やり手入れはしますから拒否権はありません 問答無用です」
「主、俺も何か手伝うよ」
「ありがとうございます加州 と言う訳で3人とも刀を貸してください」
鶴丸以外の2人の意見を全く聞かずにニコニコと笑いながら手を出す未来に内心やや呆れながらも素直に3人とも刀を差し出した
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類々(プロフ) - Monkeysさん» お褒めの言葉ありがとうございます！ 嬉しいです！ うわわ、脱字に気づいてませんでした！ ご指摘ありがとうございます (2018年7月29日 11時) (
レス) id: 3ff55c9428 (このIDを非表示/違反報告)
Monkeys(プロフ) - 面白いです！個人的に好きです！！
一つだけ訂正があって「メンテナス」じゃなくて「メンテナンス」です！ (2018年7月29日 5時) (携帯から) (レス) id: ef997e66b8 (このIDを非表示/違反報告)
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