[刀剣乱舞]お助け審神者参上

12話目 ページ13

「な、何故笑う！？」
「おかしいですか？ 三日月を守れたことが嬉しいのです」
「守る？」


頭にハテナマークを浮かべる三日月を放置して
握っている刀にそのまま霊力を流し込む
あ、綺麗になってきましたね 良かった


「はい、手入れ終わりました」
「・・・」
「何かまだ御用ですか？」
「さっき守ると言っていたがそれはどういう意味だ？」
「ああ、その事ですか そのままの意味ですよ 危害は加えませんし加える理由もありませんから安心してください」
「信じてもいいのか？」
「ええ、と言うか信じてくれないと困ります」


僕がそう言うとふふっと軽く微笑む三日月
何故笑われたのか理解不能ですがいい雰囲気になってきてるんでしょうか？


「三日月？」
「ふふっ、主は変わっているな」
「そうですか？ あ、刀返しますね」
「ありがとう 俺も腕を返さねばならんな」
「ありがとうございます・・・主と認めてくれるんですね」
「ああ、認めよう これからよろしく頼むぞ主」
「こちらこそ」


三日月の刀を返し僕の腕を返してもらう
にこにこと嬉しそうに僕にくっついている三日月を見ていると胸の辺りがポカポカしてくる様な気がします
これが癒しというものでしょうか

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