遊佐家の出来事

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貴方side

小野君､マモちゃん､杉山君が吉田君によって紹介され次は私の番が来る


吉「続いてはこの方！」


『新年早々随分騒がしいことだ。まあ､グレルがいないだけまだマシだがな』


吉「プレフィス･サトクリフ役、福山Aさん！！」


観客「「キャーーーー！！！！」」


そう呼ばれて私は客席の方に向かって手を振り階段を降りて真ん中でお辞儀をし直ぐ様定位置に着いた


歓声が凄くてビックリした…


そして全員呼ばれて揃ったところで全員でお辞儀をした


吉「凄いですよね｡豪華ゲストの方々が集まって、列席者の全員が声優さんの結婚式みたいな感じですよね」


観客「「(笑)」」


小「執事っぽいや〜つって頼んで置いたんですけど､中々バリエーションも減ってきたと思ったんですけど」


吉「ほかの中から厳選して選んで頂いたものなんですよね…そしてあの聞いた話なんですけど、今回Aさんの衣装って男性物と聞いたんですが…」


『あ、はいそうです､ズボン以外はメンズです』


吉「それはご希望されて？」


『そうですね、レディースだとやっぱり女性って感じが強くなるので、役柄に沿って男性物を着た方が気が引き締まりますから､今回はメンズでと頼んでいました』


吉「そしてキャラに沿って眼鏡も持参しているという」


『そうですね』


客席の方から凄い視線が強かったため、とりあえず眼鏡をクイッと動かした


観客「「キャーーーー！！！」」


宮「Aさんずるいですよ〜」


『ははは笑』


吉「ただですね､大体ネクタイ率が高いイベントだなって思うんですけど1人ですねネクタイではないものをつけている方がいまして」


てらしー(笑)


小「どうしたんだお前(笑)」


寺「いや､蛇に襲われちゃって(笑)」


それを聞いて会場全体から笑い声が聞こえた

いじる対象がてらしーに変わった所でコーナーに入って行った

最初は各シーンセレクションのコーナー


数々のシーンを流れて､その中の一部をアフレコする事になっている


吉「続いては小野さんとAさんに行って貰います」


小「はい」

『分かりました』


今回のシーンは小野君演じるセバスチャンと私演じるプレフィスが密会をするシーンで凄くシリアスなのだが、舞台裏ではここをアレンジしようとの事になった


吉「ではお願いします」


小「《いつから私達の行動を見ていたのですか》」


『《それを君に言う必要性があるのかい？関係ないだろう》』


さあここからがアレンジだ

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