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遊佐side
その後を追うように森川さんと一緒にブースを出てAを森川さんが呼び止めた
森「福ちゃん!ちょっといい!?」
『森川さん…?どうかなさったのですか?』
森「紹介したい奴がいてね、こいつ」
遊「遊佐浩二です。はじめまして」
『はじめまして、福山Aです…年上?ですよね?私、25なんですけど…』
森「福ちゃんの2つ上だね」
遊「年下だったんですか…同じくらいかと思ってました」
『年上なんですからタメ口でいいですよ(笑)芸歴とか気にしてないんで、現に森川さんも敬語抜いてもらってますので』
遊「じゃあそうして貰うよ」
『ふふっよろしくお願いしますね』ニコ
ドキッ
『それじゃあ私は次の移動があるので、失礼します』
森「うん、じゃあね〜…遊佐?どうしたの?」
遊「!いえなんでも」
森「あ!さては福ちゃんに見蕩れたな〜」
遊「そうじゃないですよ!!ただ…」
その時の笑顔は今でも忘れられないくらい綺麗な笑顔だった
それが僕とAのファーストコンタクトだった
________________________
『…うじ…こう…ん……浩二さん!!』
遊「!どうかした?」
『どうかした?じゃないよ!ずっと声掛けてるのに全然返事しないでぼーっとしてたよ』
遊「あ〜ごめんね…久しぶりに懐かしいことを思い出してね」
『懐かしいこと?』
遊「僕とAがはじめて出会った日」
『あ〜森川さんに紹介された日ね』
遊「そ〜、その時から多分好きになってたんだろうな〜だからその後から結構アタックしてたね」
『で、私はそのアタックにすぐに負けちゃったんだよね〜』
遊「あの頃Aめちゃくちゃモテてたからね。外壁から囲ったもんね」
『知らない間に私が慕っている先輩を味方につけてたもんね。あれはびっくりした』
遊「必死だったからね」
『でもあの頃は本当に浩二さんだけだったもんな〜あそこまでアタックしてくる人は…浩二さん以外はあしらったらすぐ諦めてたからね。そう思うとやっぱり浩二さんで良かったって思うよ。私の事をちゃんと愛してくれているから』
遊「ふふっ僕もAと出会えて本当に良かったよ」
こんなにも幸せなことはこれ以上はないだろう
あの日、僕達が出会えたことに感謝を
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夜空蒼空(プロフ) - 紗絢さん» 喜んで頂けて良かったです!これからもこの作品を読んでいただけると幸いです!これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2021年4月17日 21時) (レス) id: 5eddb699ba (このIDを非表示/違反報告)
紗絢(プロフ) - 早速、リクエストを書いて頂きありがとうございます!双子が、じゅんじゅんと旅行に行きたがる理由にほっこりしました。本当にありがとうございます!!! (2021年4月17日 20時) (レス) id: b1c1e15f91 (このIDを非表示/違反報告)
夜空蒼空(プロフ) - 紗絢さん» リクエストありがとうございます!!了解しました! (2021年4月15日 7時) (レス) id: 5eddb699ba (このIDを非表示/違反報告)
紗絢(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます!いきなりですが、遊佐家とじゅんじゅんが、旅行に行った時の話しをリクエストします。よかったら、お願いします! (2021年4月15日 6時) (レス) id: b1c1e15f91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜空蒼空 | 作成日時:2021年4月1日 0時