最恐な男に守られて。2【五条悟】【狗巻棘】

香り ページ18

「ほんっと！退けてって！」

五条「やーだー。」

「今何時っ」

五条「…棘と会うの？夜なのに？」

「だったらなんですか。先生には関係ないです」

五条「( ︶╬ )ﾑｶｯ」

「だから早くっ」

五条「じゃあさ、下の名前で呼んでよ」

「へ？」

五条「“悟”って、したら退けてあげる。
棘の名前も呼べてないし、レベル高過ぎ？笑」

「( ˊᵕˋ ꐦ)ﾑｶｯ さっさ、さ」

五条「悠仁とか恵のことは呼ぶのにね。彼氏と俺の名前は呼べねーって？ﾋｿｯ」

「っ！ひゃぁ！やめっっ」

五条「っ。はっ、早く呼ばないとどうなると思う？」

「ひっ、あのやめっ！ほんとくすぐったいっっ」

Aは涙目になりながらも必死に五条を睨む。

「やぁぁ！耳やめっ、むりぃ、」

五条「耳弱すぎだよねほんと…腑抜け過ぎ」

Aの耳にこそこそと息を吹きかけたり、少し唇を這わせてみてわ、反応を楽しむかのように弄ぶ。

「しゃとるっ」

五条「(ドキッ)……はっ、呂律回んなくなるくらい耳ダメって…反則だろ。でもダメ。ちゃんと。俺も退けないとそろそろヤバいからちゃんと言えって」

「さっ、さとる、退けてお願いっ」

五条「…ちっ。よく出来ました。」

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