侍嫌いの元攘夷志士７(メイン編）

２５９ 偽名 ページ4

数日後

無side

子供たちはAを快く受け入れた。




Aが冬樹と名乗って




数日に一回文字の読み書きを学びに来て、


松陽を先生とは呼ばずに“さん付け”しているAを不信に思う人もいた。


Aは稽古は全くせずに、一人道場に行かないで教場に残っているが


どうしても来てほしい子供たちは毎回道場まで引きずって連れ出しても竹刀を振る気配がない。


貴(そりゃ俺の目的は一般人の生活を知るためだから、んなことしないよ。

　 もし犠群ってバレたらどうすんのさねぇ。)


子供「冬樹〜！一緒にやろう〜。」


貴「あー俺苦手なんだぁ。おめぇさん達で頑張ってきな。」


顔を上げるとニコリ笑いながら手を振ると、すぐに手元の本に目を落とした。


全員(おめぇさん・・・。)

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

えっと、あまりにも過去編が長引いてしまったため、この頃の白吉sideをカットします。


一応、↓を目に通しておいて見ていただけると・・・ありがたいです。



・村人に捕らえられ犠群の管理者に引き渡されたが、城に呼び出され定々と面会。

↑この時にAの両親の死を知ります

・定々はAの父の企てていた事、幕府の不正をどこまで知っているか

　聞き出そうとしたが白吉は話さず、時が経っていく。


・死刑が決行されようとしたが、六転舞蔵が助けてやってほしいと懇願した。


・ただ、白吉は定々の管理下に置かれているため、かん禁状態です。

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