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274 騒々しいから近所迷惑 ページ20

銀時「・・・って言ってほしかったか?」


朱然「!」


神楽は風呂へ、新八は台所にいるのを見計らった銀時は頭を掻いてから、口を開いた。


銀時「もう隠し通すのめんどくせぇから、全部言ってやるよ。

  おめぇも覗きしてねぇでこっちで聞きな。」


驚いたもも子は俯いた顔でふすまを開けると、申し訳なさそうに一礼して


向かい合わせでソファに腰を下ろすと、銀時は昨日の夜のことから話始めた。


銀時「ちなみに、アイツに怒鳴られるのはごめんだから、お前ら弁明しろよ。」

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
昨日の深夜

万事屋

お・・・・・・・る・・・・・き・・・


頭に直接話しかけるように誰かの声が聞こえた。脳の半分は寝ていて、


中々反応をすることができない。


銀時「ぁ?」


寝ぼけながらもなんとか目を開けると、


そこには月明りでうっすらと見える人の影がある。


それを見るや、嫌な思いが浮かび上がって段々と血の気が引いてきた・・・・。


銀時(幽霊・・・・・!?)


人一倍心霊に恐怖を感じている銀時にとってこの数秒が数時間に感じられた。


銀時「ぎ・・・ぎゃぁ「しーーーーーーーーーーーーーーーー!!


貴「静かにしろって!!夜だよ!?なに大きな声出してんのさねぇ!!近所迷惑!

  ただ来ただけじゃん!!」


銀時「お前が一番うるさいわ!!」


バシリと脳天を叩かれたAはおふざけトーンでレジ袋を


ぶら下げた手を上にあげて見せた。


銀時「な、なに勝手に人の家に上がり込んでんだよ・・・!

  おまえ、不法侵入で訴えるからな!?」


貴「それやったら、俺もお前が白夜叉だってこと大江戸中にばらまいてやるから。

  それに、お前名義で決済を・・・」


銀時「あーやめろ!やめろ!・・・てか、こんな夜中に現れて何しに来たんだよ。」


貴「うん。万事屋っていうか、おめぇさんに頼みがあって来たんだけどさぁ。」


銀時「おまえからの頼みって・・・嫌な予感しかしねぇわ。

  てか、こんな夜中に来るんじゃねぇよ。何時だと思ってんだ。」


貴「そんなけち臭い事言わずにさぁ、いいじゃん。ほれ、この肉と野菜でも貰ってくれや。」


安っぽいレジ袋からはなぜか、いかにも高そうな肉の入った木製容器。


銀時「・・・・・。」


貴「ぷら〜すこのスイーツ詰め合わせ、期間限定ばーん。」


銀時「よし、聞くだけ聞いてやる。」

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gin(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!続きめっちゃ気になります!あと、話のもっていきたかとかもめっちゃ上手いと思います!更新頑張ってください!応援してます! (2019年3月6日 12時) (レス) id: e17fc6e5e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈夜 | 作成日時:2018年4月10日 23時

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