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273 沈黙破りは冷静に ページ19

現在〜万事屋〜 無side

朱然「・・・・・・・・。」


鍋にいれた野菜がしなり、肉を追加しても食事に手を付けない珠然。


銀時「・・・・あの、なんかめちゃくちゃ不機嫌だけど、怒ってる?

  勝手にしめじ入れたのが嫌だったとか?銀さんなんか悪いことした?」


銀時のささやかな気遣いも耳に入らない様子で、


ただ目の前に置かれた箸を一点に見つめる。


もも子「す、すみません。少し家でいざこざが起きただけですから。」


朱然(城の見取り図・・・・朝のニュース、私たちの外出・・・・・

  Aにとって、都合が良すぎる・・・・こんな事、あるはずがない。)


しばらく経って、新八が神楽に取られないよう別にして、


朱然の分を取り残したが中々食べない。


いよいよ子供たち三人までもが心配し始めたが、もも子は流石に今回の事は子供に話さず


一旦万事屋の隣の部屋を借りて、寝かしつけることにした。(夜9時)


もも子「ほら、せっかく布団まで貸してくれたんだよ。」


そう言うと、三人は満腹した様子で一つの布団にすし詰めになって寝息をついた。


もも子が今に戻ろうとふすまに手をかけると、


朱然のか細い声が聞こえて思わず手を止めた。


朱然「あの、本当に・・・・勘違いかもしれないし・・・謝るけど・・・

  ・・・あ・・・・自分でも変な考えだって・・・・思って。

  アンタじゃなくて・・・銀時さん、今回の鍋って・・・Aが・・・

  万事屋・・・というより銀時さんに、頼み込んだんじゃ・・・ないか。

  へんなかんがえで、憶測・・・だけど。」


目を逸らす朱然は、どうしてもこの憶測を否定して欲しいといった顔をしている。


信じたくないという気持ちはもも子も同じであった。


頼られていないという事にとてつもなく寂しい思いが込み上げる。


銀時「・・・・・ちげぇよ。俺がパチンコで大当たりしたんだっての。」


朱然「・・・・。」


朱然⇒珠然


珠然はAさんではなく、Aと呼ぶ。

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gin(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!続きめっちゃ気になります!あと、話のもっていきたかとかもめっちゃ上手いと思います!更新頑張ってください!応援してます! (2019年3月6日 12時) (レス) id: e17fc6e5e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈夜 | 作成日時:2018年4月10日 23時

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