恋愛×罰ゲーム〜JK〜

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チョンジョングクがすごく傷ついた顔をしたなんてお構い無しに私は






『二度と私の前に現れないで…っ！！！』






そう吐き捨てて保健室を飛び出した








最低、最低…！




ちょっとでも良い奴とか思った私が馬鹿だった！









AN｢あ、Aおかえりー｣


TH｢彼ぴっぴと保健室で何してたのぉ〜…って何で泣いてんの！？｣


『…っ、なんでもないっ！』








八つ当たりしちゃったけど今は誰とも話したくないし


自分の感情がぐちゃぐちゃで混乱してる。






最低、最悪って思ってるのに
ここに来るまで何度アイツの所に戻ろう思ったか…






だって、アイツ…あんな顔しちゃって…







『〜〜〜〜〜〜〜っ！』






うぅぅっ！

もう！分かんないよぉぉ！








机に突っ伏して泣き疲れた私はそのまま寝てしまい、放課後まで起きる事はなかった…


























TH｢A、ほんとに平気？｣


『大丈夫だからバイト行きなよ』


AN｢分かった…何かあったらすぐ連絡してよ！｣








またね、とテヒョンとアンナはバイトに向かった






JM｢A｣


『ジミン…』


JM｢話聞こうか？｣







ジミンは私の隣に座り優しく微笑んだ




その柔らかい表情に泣きそうになりながらも保健室での事を全て話すと、私の頭を撫でて





JM｢話してくれてありがとう｣





って言った。




ジミンに話したから少しラクになったけど

やっぱりまだ複雑な気持ち…








『私…どうしたらいいかな…』


JM｢うーん…罰ゲームにしては度が過ぎてるし、二度と現れないでって言ったならきっぱり別れた方がいいじゃない？｣


『……』








どうしてだろう…

素直に分かったって言えない





ちょっとでもアイツの優しさを知ったから、
荒くてもアイツのキスが心地よかったから



大嫌いなはずなのに別れるっていう選択肢は私には無かった

というか、別れたくないって思ってる…

何でこうも気持ちが矛盾してるんだろう










JM｢まぁ…僕が決める事じゃないからゆっくりちゃんと考えて決めなよ。Aがどっちの選択をしても僕は応援するから｣


『うん、ありがとう…』


JM｢じゃあ、帰ろっか。遅くなっちゃったし送るよ｣










この後、ジミンが自転車で家まで送ってくれたけど

まさかこの時間までチョンジョングクが待っていて、私とジミンの事を見ていたなんて思いもしなかった


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