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グクの部屋までくるとドキドキが一気に加速していく。
胸に手を当てて深呼吸すると
ジョンヒョンさんにポンと押されて部屋に押し込まれた。
｢それじゃあ、2人でごゆっくり〜｣
『えっ』
パタンと閉まった扉を見つめたまま振り返れずにいると後ろからゴホゴホとグクの苦しそうな咳が聞こえてきた。
JK｢ｺﾞﾎｯ…っ、はぁ、｣
『グク…大丈夫…？』
昨日より体調が悪そうで思わず声をかけると
グクの目が開いて私に気づいた。
JK｢…っA、…なのか…？｣
『うん…そうだよ』
JK｢もしかして…夢、？｣
『ふふ、夢じゃないよ(笑)』
夢か現実か確かめるみたいに
グクの腕が頬に伸びてきてぺたぺたと触り始めた。
JK｢ｺﾞﾎｯ、すげぇ…ホンモノ、みたい｣
『本物だって(笑)』
JK｢…嬉しい、｣
『っ、』
JK｢夢ならいい、よな…｣
後頭部に回った腕に引き寄せられ
簡単に唇が触れ合った。
今までで1番熱いキスは
何度も何度も角度を変えて触れるだけのキスを繰り返す。
熱があるからダメなのに
こんなキスされたら押し返せないよ…
それでも理性を働かせてやっとの思いで唇を離そうとすると
力が抜けたみたいに首元に倒れ込んだ
『…グク、？』
JK｢………｣
寝てる…？
顔を覗けば寝息をたててぐっすり眠っていた。
グクに布団を掛け直してしばらく寝顔を見つめてから立ち上がる。
そろそろ帰ろうかな…
『…早く元気になってよね』
じゃなきゃ気持ちを言えないんだから。
またね、と呟いて部屋から出ると
JH｢おや、もう帰っちゃうの？｣
『はい、グクの顔も見れたし寝てるので今日はこれで、』
JH｢じゃあちょっと僕達と少し話さない？｣
僕達…？
疑問に思いながらジョンヒョンさんについていくと
グクの部屋より大きい扉を開けて入っていった。
す、すごい広い…
グクの部屋も広かったけどその3倍は広い…
ジョンヒョンさんに案内されるまま進んでいくと
凄くきれいな女の人が立っていて思わず見惚れてしまう。
JH｢ヘギョちゃん、この子がさっき話したチェAさんだよ｣
HG｢可愛い子じゃない〜！初めまして、私この人の妻でジョングクの母のヘギョです｣
『はっ、初めましてっ！』
ヘギョさんはジョンヒョンさんと同じように
優しく微笑みながら笑いかけてくれた。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
