第19話 ページ19
TH『結構高いね。』
○○「高いの苦手?」
TH『ううん、平気。俺の家見えるかな?』
○○「ここからだと、学校見えるんじゃない?」
2人して窓に張り付いて外を見る
TH『あった俺の家!ジミンの家も見える!』
○○「ホント?どこどこ!」
TH『あれ!赤い屋根の隣だよ!』
○○「えー、わかんない!」
探している間にどんどん地面に近くなっていく
TH『もう終わりかー。』
○○「乗ってみるとあっという間だったね。」
回るスピードが遅くなっていく
TH『降りたらお土産買いに行こ。』
○○「いいね、行こ。」
観覧車を降りてお土産を買いに行く
入ったのは園内で1番大きなお店
お菓子やキーホルダー、Tシャツも売ってる
○○「あ、これ可愛い。」
私が手に取ったのはお揃いのキーホルダー
2つくっつけるとハートになる定番のモノ
TH『ん?これがいいの?』
○○「いや、ちょっと可愛いなって思っただけだよ。」
TH『そっか。あ、ジミンに何買おっかなー。』
ホントは欲しい
でもテヒョンは嫌かなって、だから欲しいって言えなかった
女の子っぽいデザインだったし、それに、ほら、私はテヒョンの彼女じゃない
付き合わないって決めたんだから、こんなもの買えない
テヒョンもきっとそう思ってるだろうしね
TH『いっぱい買っちゃった!』
ニッコニコでTATAランドのキャラクターが描かれた袋を右手にぶら下げてる
テヒョンは家にお菓子とか色々買ったらしい、あとジミン君にも
私は少しだけ、思い出程度に買っただけ
お店の外に出ると雨が降っていた
○○「雨降るなんて天気予報言ってなかったのに。」
TH『俺傘持ってないや。』
○○「私もだよ。」
もう一度店内に戻って傘を買う事にした
○○「意外と高いね。」
TH『ただの傘なのに800円とか。』
○○「テヒョン、2人で1本買お。」
TH『そしたら相合傘だね。』
買った傘に2人で入る
もう夕方だし、天気も悪いから帰ることにした
○○「テヒョン、肩濡れてる。もうちょっと傘そっちにしなよ。」
TH『でも○○が濡れちゃうからダメ。』
○○「ありがと。やっぱり傘、もう一本買えば良かったね。」
TH『そう?俺はこっちの方が楽しいよ。』
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作者名:café au lait | 作成日時:2018年5月13日 16時