第18話 ページ18
○○「テヒョン、怖い…」
TH『大丈夫だよ、俺がいるでしょ?』
そう言って私の手を握ってくれる
ビクビクしながら歩いて行くと、いきなり行き止まりにあたる
まだお化けすら出てきてないのに
TH『あれ、合ってると思ったんだけどな。』
入口で貰った懐中電灯で手元の紙を照らす
○○「今…ここ?」
TH『うん、多分。だからあっちかな。』
テヒョンの後ろにくっつくように歩いていると、突然肩を掴まれる
反射的に振り向くと、そこにはもう片方の腕が千切れた女の人が立っていた
○○「っ、テヒョン!!!」
TH『わっ!あっ、待って!』
その女の人はテヒョンが持っていた懐中電灯を奪って何処かへ行ってしまった
○○「どうしよう、真っ暗だよ。」
TH『取り敢えずスマホのライトつけよ。』
2人のスマホのライトを付けたけど、さっきよりも見える範囲が狭くなった
足元を照らしながら今度は館の2階を目指す
どうやらこの館の主人の部屋までたどり着ければいいらしい
2人で彷徨いながら、主人の部屋の鍵を探す
TH『あ、あったよ!』
○○「ホント?やっと出れるね!」
部屋の鍵を開け、中に入る
鏡に映る主人と会話をして、館に入ったことを許してもらうと脱出することが出来た
係員『お疲れ様でしたー』
途中で使ったアイテムを係の人に渡して終了
TH『楽しかったね〜!』
○○「うん、でも疲れた。」
TH『じゃああれ乗ろ?丁度空いてるし。』
○○「そうだね。」
TH『近くまで来るとやっぱりでっかいね。』
○○「観覧車なんて小学生ぶりだな〜。」
係員『2名様で宜しいですか?』
○○「そうです。」
テヒョンと向かい合わせに座る
係員『降りる際はゴンドラが完全に止まるまで座ってお待ちください。』
バイトっぽい男の子の行ってらっしゃいの掛け声と同時に動き出した観覧車
徐々にその高さを増していく
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作者名:café au lait | 作成日時:2018年5月13日 16時