第17話 ページ17
○○「テヒョン、今日どこ行くの?」
TH『TATAランドだよ。』
○○「私行ったことないから楽しみ!」
TH『そうなんだ、良かった!』
ーTATAランド
TH『夏休みだし、やっぱり混んでるね。』
○○「そうだね。」
ランド内は子ども連れやカップルでいっぱい
どのアトラクションも待ち時間が長そうだ
TH『せっかくデートだし、手繋ご?』
○○「うん。」
重ねた手は、恋人繋ぎに直される
それを見てテヒョンが満足そうに笑う
TH『よしっ、行こっか!』
それから2人でランド内を回った
最初に乗ったのはジェットコースター
TATAランド自体が子ども向けだからあんまり怖くなかった
その次はバイキング
あのふわってする感じが私は苦手らしい
終わった今も足がぷるぷるしてる
TH『次、あれ行こ!』
目をキラキラさせてテヒョンが指さすのはお化け屋敷
TATAランドのメインアトラクション
それだけに見るだけで冷や汗が出てくる
○○「テヒョン、これ入ったことある?」
TH『んー、ないよ?』
○○「え、…」
私も入ったことないからよく分からないけど、結構凄いらしい
他のアトラクションは易しいのに、お化け屋敷だけはレベルが違うって聞いたことがある
追いかけられたり、中で迷ったりする
そして脱出までが長い
○○「ここのお化け屋敷凄いんだよ?知ってる?」
TH『知ってる、楽しそうだよね!』
ダメだ、テヒョンは入る気満々だ
私お化け屋敷苦手なんだけどなぁ、それにテヒョンが心配だ
○○「分かった、行こっか。」
TH『やった!』
色々不安に感じながら、私達の順番が来るのを待つ
結構待つと思ったのに、意外と早く回ってくる
係員『お客様は2名で宜しいですか?』
TH『はい。』
係の人が説明をしてくれる
今貰った紙に書いてあるヒントを基に脱出ルートを探すらしい
係員『それではお客様どうぞ。』
係の人に促され、お化け屋敷に入る
ゆっくり奥へと進むと、後ろで入口のドアが閉められる音がした
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作者名:café au lait | 作成日時:2018年5月13日 16時