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side.zm
看守をしていたショッピの隊の奴に事情を説明し、地下牢に入ると爆発が起こった。
間一髪の所で入口にいたシッマをダクトに引き上げることが出来た。
どうやら状況を察するに王が自爆でもしたらしい。
zm『原因は王。つまりあの2人が危険や。』
kn「…待っとってな、エミさん、ショッピ。」
後輩の影響で珍しく真面目シマになった。後輩大好きかよ。
爆発の規模はそれほど大きく無いようだが、さすがに発生源のいる地下牢は所々瓦礫が落ちている。
ふと、何かの音が響いて聞こえてきた。
耳を澄ますとそれはエミさんの叫び声だった。
今までに聞いたことの無い声に驚きつつ、俺達が奥の牢獄に行くとそこは地獄絵図だった。
牢獄の壁に散った、黒い物体。
半狂乱に叫ぶエーミール。
血塗れで倒れるショッピ。
辺りに充満する、謎の気体。
kn「…なんやこれ」
心が無いと言われるほど冷静なシッマがたじろぐ位の酷い光景だったのだ。
しかし、俺が目をつけたのはこの辺りを漂う謎の気体だ。
zm『これ…毒ガス！？』
耐性がある俺は平気だが、他の3人が危険だ。
特に体もまだ細く、怪我をしているショッピ。
彼を運ぶようシッマに頼み、俺はエミさんを手刀で気絶させて担いだ。
ut『そこ瓦礫落ちてるから気をつけて！そのまま真っ直ぐ！』
出口付近で大先生が誘導をしてくれたおかげでスムーズに脱出することができた。
kn「危なかったわ…シャオロン、ひとらん！運ぶの手伝ってくれや！」
毒ガスを少量ではあるが吸ったシッマは有り余る元気で力のある2人を呼び、手伝って貰っていた。
sha「あいよ。…酷いもんやな、ショッピくん。」
手伝いに来たシャオロンは傷だらけのショッピの前髪を触って苦い表情をした。
ht「エミさん、髪ボサボサだけど…どうしたの？」
シャオロンと同じく手伝いに来たひとらんはエミさんの様子に気付いたらしい。
zm『…多分、ショッピがエミさんのこと庇ったからそれでショック受けたんとちゃうんかな。』
全員が、優秀で優しすぎる後輩を見つめ、黙った。
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heart(プロフ) - 通りすがりの脅威推しさん» ありがとうございます！あのネタ大好きなんですよｗ (2019年1月7日 18時) (
レス) id: 4eab1ed448 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの脅威推し - 4話のエイリアンマルチのネタで笑いましたｗ更新待ってます！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 5a379ab000 (このIDを非表示/違反報告)
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