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side.syo
今日は珍しくAさんが起きて来なかったため、俺は起こしに行くのを任された。
その時はいつもの疲労が溜まったいたのだろう、と思っていただけだった。
まさかあんな事件に発展するとは知らずに。
syo『…いない』
扉を開けると目に入ったのは吹いてくる風にになびくカーテン。机の上には彼女が毎日欠かさず書い
ていた日記が昨日のページが開いたまま置いてある光景だった。
その日記には『たすけて』とだけ綴られていた。
syo『…クソっ！』
俺は怒る気持ちを抑えながら総統室へ走って行った。
gr「…何？」
報告を聞くとグルッペンさんはすぐに声色を変えて深刻な顔をした。
かなり怒っている。部屋の雰囲気が重くなった事で察した。
それもその筈。彼女は彼の古くからの友人なのだから。
tn「でも、どこの国かが分からん。
大先生の隊に捜索してもらっとるけど、その間にあいつが何されとるか…」
gr「そんな事は分かっている！」
トントンさんの心配そうな言葉にグルッペンさんが机をドンッと力強く叩き、また部屋が静寂に包ま
れる。
彼は取り乱したように髪を普段とは反対の右に流した。
露になった左目は澄んだ空のような蒼の右目とは対象的な燃えるような爛々とした紅色だった。
彼自信が嫌っている左目を出す時は感情が高ぶった時だけだ。
俺だけではなく、彼を幹部の中でもよく知っているトントンさんでさえも、唾を飲み込むほど、気迫
に押されていた。
俺はあのクソ先輩に勧誘された時からこの人はこうなるべき人なんだろうな、と思っていた。
それほどに彼のカリスマ性と強さは果てしなく大きなものなのだ。
syo『…あっ』
耳に付けていたインカムが青色に点滅していた。
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heart(プロフ) - 通りすがりの脅威推しさん» ありがとうございます！あのネタ大好きなんですよｗ (2019年1月7日 18時) (
レス) id: 4eab1ed448 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの脅威推し - 4話のエイリアンマルチのネタで笑いましたｗ更新待ってます！ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 5a379ab000 (このIDを非表示/違反報告)
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