想いと紫煙を燻らせる ーすーなー ページ4
side.ut
『では、こちらの資料宜しくお願いします』
ut「あぁ、分かったわ」
笑顔…どころか眉一つ動かさないでキッパリ言う彼女…A。
会社で一番の美女で、エースや。
仕事を完璧にこなすのはもちろん、商談、接待、更にプログラミングまで出来てしまうまさにチート。
しかし欠点が一つある。それが…
ut「Aちゃん、どや、一服でもするか？」
『！…はい！』
僕と同じ喫煙者であるということ。
『すいません、毎回付き合わせてしまって…』
ut「あぁ…ええんよ、別にこっちから好きで誘っとるわけやし…」
仲間がおると楽しいもんな、と続けると、そうですね、と少し微笑みながら帰ってきた。
その顔がまた可愛ええなぁって。
ut「あれ、そういや銘柄変えたん？前はマイルドセブンやった気いすんねんけど…」
『あ、分かっちゃいました？
実はこれ、ウインストン・ライト・6なんです。前吸ってた方廃止予定になってしまって…』
ut「あ、マジ？うわぁ〜あれ結構前から気になってたんやけどなぁ…」
赤いハクトウワシのパッケージを軽く撫でながら、でもなんかこれじゃ満足出来ないんですよね…と続ける彼女。
笑顔も可愛いが、困った顔もまたくるものがある。
ut「あ、ならこれ吸ってみる？キャスターやけど…」
『いいんですか？……では、御言葉に甘えて…』
僕の箱から1本取り出して、シュッと火をつける。
『ふぅ……いいですね、これ。鬱先輩の匂いがします』
ut「そ、そうなん！？」
ちょ、いきなりの爆弾発言はビビるわ。
仕事の時では見られないふにゃんとした笑い方に、つい自分の頬も緩みかけていた。
『でもキャスターってもう国内じゃ発売されてませんよね？
確か今は免税店でしか売られてないはず…』
ut「おう、そうやで、詳しいんやな」
『煙草好きですからね』
さて、もうそろそろ戻りましょうか。と切り出す彼女に賛同し、火をもみ消す。
『次はキャスター買ってみます』
ut「おん、ええと思う」
『…あ、そうだ、今日飲み行きませんか？
色々教えてもらいたい事があるんです』
ut「？ええけど、Aちゃん酒飲めたっけ…？」
『飲めますよお酒くらい！最近はスティンガーも飲めるようになったんですから！』
と、ムッとした顔で怒るA。
この後仕事終わりに飲みに行った時、酔い潰れたAを家まで送って行ったのは言うまでもない。
その後の事はまた別の話。
僕は何が書きたかったのだろうか…←
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heart(プロフ) - 兎危@子兎(ファンマーク決定！！)さん» すげえ詳しい…先輩、一生着いて行くっす(ｷﾘｯ) (2019年1月12日 1時) (
レス) id: 4eab1ed448 (このIDを非表示/違反報告)
すーなーつーぶー(プロフ) - 兎危@子兎(ファンマーク決定！！)さん» おお！話の合う方がいらっしゃった！！(歓喜)((最近はWinstonとかSevenStarとかが気になり始めてるんですよ！でも学校だとそんな話出来なくて(笑)(I am 未成年 too.) (2019年1月11日 17時) (レス) id: 444899e7c8 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@子兎(ファンマーク決定！！) - おう…まさかマイルドセブンの存在を知っとる人がおったとは…((キャスターはね、甘いんですよ、うん。紅茶風味なのが良き。ちなみにブラデビも旨いんすよね。ラークもキャスも。ラークは苦い、でも旨い(小学生) (2019年1月11日 16時) (レス) id: ba573eebb8 (このIDを非表示/違反報告)
ria(プロフ) - 遺言ww気長に待ってますんで死んだらあきませんよ (2018年12月16日 23時) (レス) id: 81c0e3375a (このIDを非表示/違反報告)
すーなーつーぶー(プロフ) - riaさん» ┏┛墓┗┓〈今日は……今日こそは……1話完成させねば……！！！(遺言) (2018年12月15日 11時) (レス) id: 444899e7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：heart＆すーなーつーぶー x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年9月17日 11時
