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横内さんに言われた通り教室に残った私。
横「あっ！中楯さん！ごめんね、待たせちゃって…」
少し経ってから横内さんがやってきてこう言った。
『あ、いぇ…だいじょぶです…あn』
横「あのね…」
用件を聞こうとした同じタイミングで横内さんが話し始める。
横「噂聞いたと思うけど、あれ本当なの。でね、中楯さんに言いたいことがあって…中楯さんって西村くんと幼馴染なんやろ？」
でた。幼馴染なんでしょって言って近寄ってくる人達。基本そういう人達は３つのタイプに分かれてて、１つ目、協力してくれるよねタイプ。２つ目、そっと応援してよねタイプ。そして1番厄介な３つ目、近づかないでよねタイプ。
『そうですけど…』
横内さんはどのタイプやろうか。
横「あのさ…もう西村くんに近寄らないでくれへん？」
『え…』
あの優しい横内さんやから近寄らないではないやろって少し期待をしていた。でも…
横「ほんま悪いけど、なんで藍那やなくて、中楯さんみたいな人が西村くんと幼馴染なんやろ？西村くんいつも世話焼いてるし、中楯さんと幼馴染だなんて西村くんが可哀想。」
今まで出会った人達の中で1番酷かった。なんでそんなに言われなあかんの？でも、たしかに私と幼馴染だなんて拓哉が可哀想やな…
『でも…』
私は素直に頷けなかった。
横「え？なんで？自分にそんな自信あるんだ。凄いねw」
『そういうわけじゃn』
ガラガラッ
横内さんに反発しようと言葉を発したときやった。突然教室の扉が開いた。開いた扉の先に立っていたのはー
拓「あっ、おった！おぉ横内も。2人でなにしてるん？」
拓哉だった。
横「ううん！なんでもないよ！ちょっと仲良くなろっかな〜、なんて思って」
さすがの横内さんも驚いて今までの話を隠そうとする。
横「西村くんは？どうしたの？」
横内さんが尋ねれば拓哉は笑顔で
拓「A呼びに来てん！一緒に帰ろかな〜思って」
なんで今そんなこと言うのかな！そういうところほんま鈍感なんやから…
拓「A〜！一緒に帰ろ！」
そう誘ってくる拓哉に対して私は小さく“ごめん”とだけ言って教室を出る。後ろの方から私を呼ぶ声が聞こえたような気がしたけど、無視して足早に家に向かった。
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千夏(プロフ) - 続きがすっっっっごく気になります！！！！！！！ (2020年4月3日 1時) (
レス) id: 8c82eeb19b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続き気になる!!!更新頑張ってください!!!!待ってます!!!!!!!!! (2019年9月23日 11時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暖心 | 作成日時：2019年4月10日 17時
