とある冬の日。

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A「………え？…」









もう我慢できなくて

このタイミングだけど、


どうせ今日言うつもりだったから。









「Aが好き。

すげぇ好き。

誰よりもいちばん好き。」








今まで止めてた思いが

自分でもびっくりするくらい

どんどん出てくる。









「だから…俺と付き合ってほしい」









ようやくこの言葉が言えたことが嬉しくて

もう返事なんかどうでもいい…









「別に返事はすぐにとは言わねぇから。」


A「……。」









そりゃ固まるよな。

さっきまで喧嘩してたのにいきなり告白って(笑)









「本気だから。

誰にでもこんなこと言わねぇから。」






どうせ、こいつのことだから

誰にでも言ってるって思ったに違いない…


だから先に言っとく。







A「…なんで分かったんですか」



「好きだからお前のことならなんでも分かんの。」









…そのいちいち顔赤くすんのやめてくんないかな。


期待しちゃうよ？俺。









登坂「とりあえず今日はもう遅いし泊まってけよ。」








逆に帰すほうが心配だし。







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