とある冬の日。

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__Aside__






愛『え！！！今なんて言った！！？』



『…告白…されました。』









昨日はあれから泊まらせてもらって

どうこうあったわけもなく


別にいつもどおりのわたしたち。







今日は土曜日。




だけど、登坂さんスケジュールあったみたいだし

わたしも早く帰りたかったから


朝早くに帰宅。








それから、愛さんに急いで電話。









愛『で、返事は？？』



『まだしてないです…いつでもいいって言われて。』



愛『でも返事待たせるほど最低なことはないからね』



『…ですよね』









自分でもわかってる。

早めに返事しなきゃって。





…でも









『どうしよう‥愛さん。』








ぐしゃぐしゃなわたしの頭の中を

整理してくれるのはいつも愛さん。








愛『好きって言われてどうだった？』


『…嬉しかった』









好きって言われたとき

いままで曖昧だったことが


やっとハッキリして





今までたくさんムカつくことも言われたけど

やっぱり嬉しかった…









愛『わたしの勘違いかもしれないけどさ、

涼介くん振った時点で、Aの気持ちは登坂さんに行ってたんじゃないかな』



『…え？』




愛『気持ちは無かったとしても

頭のどこかに登坂さんがいたでしょ？』









好きかって言われたらわからないけど


たしかに涼介振ったとき

登坂さんが頭にいたことは事実。








愛『Aの中で登坂さんは大きな存在で

それがどんな存在かはAが一番よくわかってるでしょ。』







…さすが愛さんだなぁ。


わたしのことわたしより分かってって

でも自分の考えを押し付けたりはしない。








『…ありがとうございます。』



愛『全然〜。なるべく早めに返事しなよ(笑)』



『はい(笑)

ちなみに…わたしの中で愛さんも大きな大切な存在ですからね(笑)』







こうゆうときしか言えないから(笑)








愛『なに急に(笑)気持ち悪いんですけどー(笑)』









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