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__登坂side__
「なに突っ立ってんだよ。」
あれからとりあえず、会社終わったら
俺んち来るように言って
来たら来たでモジモジ突っ立ってるA。
何意識しちゃってんだか。(笑)
ソファに座ってる俺の隣をポンポンと叩けば
大人しくちょこんとそこに座る。
A「な、なんですか」
「ただ見てるだけ」
(名前「見すぎです…」
ずっと見てられるAの顔。
でも俺には確認しなきゃいけないことがある。
「ほんとに俺と付き合ってくれんだよね?」
A「はい…」
「じゃあ今日から俺のものなんだよね?」
A「それは嫌です。」
「なんだよそれ(笑)」
いつも見てたその笑顔が
今までも十分可愛かったけど
俺のものって思ったら100倍可愛いく思う(笑)
だから…
チュ。
って、ふいに落としちゃったり(笑)
A「…っちょっと!」
「なに、だめなの」
A「ダメじゃないけど、ダメです」
まあダメって言われても
なんてことないんだけどね。
・
・
・
登坂「なんでそんなまつ毛長いの?」
「唯一のチャームポイント」
ベットでいつもどおりの寝位置の俺ら。
もうまぶたを閉じそうなAに話しかける。
A「てか、こっち側向いてるの珍しいですね」
「だって、俺こっち側派だもん。ホントは」
A「"ホントは"?」
「Aがいるときだけ手出さないように反対側向いてたんだよ。」
そう言うと、ぱちっと目を開くA。
「でも今日からはこっち向ける。」
A「(笑)
でもいっつも背向けられて少し寂しかったんですけど。」
「お前マジで…もう早く寝ろ。」
こいつほんといきなりぶっこんでくるから。
俺だから良いけど、マジ色々危ない。
A「おやすみなさい。」
「うん、おやすみ」
目の前でスースー寝るAの顔見れんのも
俺にとったらすごいことで、
キモいかもしんねぇけど、
コイツの目も鼻も口も寝顔も笑顔も
全部俺のものになったんだって思ったら
もう幸せすぎてさ、心臓がかゆくなんだよ。
こんな一途に思った片思いは初めてで
それが終わりを告げた今日。
寂しいけど嬉しい今日。
明日からは俺にぞっこん大作戦始めるから
楽しみにしとけよ。(笑)
END
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ゆむ(プロフ) - 初めまして。一気に読ませて頂きました!俺にぞっこん大作戦が気になります(≧∀≦) (2017年1月6日 23時) (レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます!嬉しいいー!こっちが最高です(笑)またよろしくお願い致しますね^^ (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます!わたしもいちゃいちゃみたいーーーっ(笑)もしかしたらもしかするので楽しみにしていてもらえたらうれしいです! (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ulaaaainさん» コメントありがとうございます!ポカポカ越しちゃいました??嬉しい…(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - aBcDe126さん» コメントありがとうございます!続き読みたいだなんて…もういっちょ書いちゃおうかなって思ったりって感じです(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーこ | 作成日時:2016年12月22日 17時