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*9話* ページ10

シ「7時頃迎えにくっから」

「うん」


開店時間が近づいたためシルクとマサイくんは帰って行った。






店「それにしても驚いたわ。なんでAちゃんがそのペンダント持ってるの?」





「これは昔祖母に貰ったものなんです。これってそんなに珍しい物なんですか?」




店「だってこれ、吸血鬼の世界にしかないものよ?ってことはAちゃんのおばあちゃんは私達吸血鬼と何か関係があるのかもしれないわね」






私は驚きすぎて何を言ったらいいのか分からなくなった





店「まぁでもあいつらが近くにいれば大丈夫よ。これは、あいつらの先生であった私が言ってるんだから」






店長のいつも通りの何気ない言葉と笑顔に私は安心した





「はい!」









それからいつも通り仕事を進め、7時近くなった時ドアが開いた






シ「おっす」



シルクとマサイくんが迎えに来てくれた





店「何疲れた顔してんのよ」






シ「最近吸血鬼多いんだよ。」




マ「吸血鬼の世界もあまり良い雰囲気じゃないしな。」






店「…そろそろ気ぃ抜いてるとやばいわよ。」




シ「分かってるよ。」







3人の会話はほとんど何言ってるかわかんないけど、表情からしてあまりいい事ではないことがわかる




そしてこの話は何も知らない私が首を突っ込む話でもないこともわかる



マ「Aちゃん、帰ろう」




「あ、うん!」






シ「Aの家行って荷物とってから帰るぞ」






そいえばそうだった。今の私着る服ないんだ








店「じゃあAちゃん、また明日ね」



「お疲れ様でした!」





店長に一礼して3人で店を出る







私の家に着くと

シ「ここか。小さい家だな」




「うっさい。あんたらがいい家住みすぎなのよ」





シルクってほんとに失礼






必要最低限の荷物をまとめて家を出る







マ「かして。」


「え?いや、いいよ!私の荷物だもん」



マ「ううん。俺が持ちたいから」




「あ、ありがとう」





そう言って私の荷物を持ってくれるマサイくん





なにこの優しさ。ずるすぎません?

*10話*→←*8話*



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設定タグ:フィッシャーズ , Fisheries , マサイ   
作品ジャンル:恋愛
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ウオタミ野球女子(プロフ) - このあとどうなるんだろう、、、待ってます!がんばってーーーー! (2022年12月9日 23時) (レス) @page46 id: 9c4a6254a6 (このIDを非表示/違反報告)
りょっこ - 気になりすぎてヤバイ! 更新待ってます!頑張ってください! (2020年4月13日 0時) (レス) id: 0503ca3221 (このIDを非表示/違反報告)
coyuma(プロフ) - この先の展開が気になりすぎます!更新してくださるの待ってます。 (2019年11月2日 16時) (レス) id: 96592c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - え、めっちゃ面白いです!吸血鬼とかのお話少ないのでめっちゃ好きです!応援してます!更新待ってます! (2019年8月18日 23時) (レス) id: 8d213699ca (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きが読みたいです!!ぜひかいて欲しいです。お願いします。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: b1f70af8d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美嘉 | 作成日時:2018年12月15日 23時

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