三 ページ5
ころんside
あっという間に学校は終わり、約束の放課後となった。
ころん「コンビニ寄ってこー。」
るぅと「えー？購買じゃダメなんですか？」
ころん「バリエーションはコンビニの方がいいからね。」
そんなわけで、1度秘密基地を通り過ぎてコンビニに向かう。
・
莉犬「これ！春限定の奴だよ！」
莉犬くんはこういう限定物にとても詳しい。
さとみ「俺はカフェオレ。」
さとみくんは安定。
ななもり「ジェルくん何がいいかな？とりあえずオレンジジュースでいいや。」
るぅと「ポテチとじゃがりこでいいですよね。」
カゴいっぱいに入れたお菓子を分割して払う。
ころん「早く行こー。」
さとみ「だったら荷物持ち手伝え。」
ころん「えー？」
まぁそう言って、さとみくんは持っててくれるけどね☆
かっこいいー☆
莉犬「じゃっ、ちょっと待っててね。」
莉犬くんは運動神経がいいから2mの塀を簡単に飛び、中から門を開けてくれた。
ジェル「待って待って！入る入る！」
やっと来たジェルくん。
ジェルくんが入ったことを確認して門を閉める。
莉犬「おいジェル、お菓子みんなで買ったから後で金よこせよ。」
ジェル「いくらや？」
莉犬「1万円。」
ジェル「絶対うそやろ！」
莉犬「ほんとだっ…ん？」
莉犬くんはドアノブに手をかけた瞬間止まった。
耳をぴくぴく動かしている。
莉犬「なんか変。誰かいる。」
るぅと「先客ですか？」
ななもり「ここに入れるのは莉犬くんが居ないと普通無理だよ。」
さとみ「気のせいじゃね？」
莉犬「うーん…」
ｷﾞｷﾞｷﾞｯ
重い音を立ててドアが空く。
ころん「ほら、誰もいないじゃん。」
莉犬「待って！足跡ついてる！」
床には誰かの足跡…裸足の後があった。
さとみ「え…幽霊？」
ころん「なんでそんな事言うの！？」
僕は幽霊怖くない。ただ、少し迷惑なだけ。少しだけね？
るぅと「鬼だったりして…」
ジェル「鬼だったら爪痕がつくやろ。これは人の足跡や。」
たしかに。鬼はとても爪が長い。
ここは木げう建築だから、鬼が歩けば爪痕くらい残る。
莉犬「え、行ってみる？」
ころん「行くの！？」
できることなら、僕は帰りたい。それかお祓い。
莉犬「人だったらどうするの！？困ってるかもよ！？」
僕も今困ってるよ。
5対1で行くことになってしまった。
さとみ「ビビんなよ、ころん。」
ころん「ビビってないよ！」
足跡はあるひとつの部屋に入っていた。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無月 - こちらの作品は十二で終わってしまったんですか？すごく面白かったので続きが気になるところで終わりになってしまっていて悲しいです。もし続きがあるのでしたら楽しみです。応援しています。 (2023年2月12日 15時) (
レス) @page14 id: 2d43423786 (このIDを非表示/違反報告)
葉夢 - すごく面白いです！続きがとても楽しみです！作者さん、ご活動応援してます！頑張ってください！ (2021年3月4日 21時) (レス) id: a26d65cb38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2021年2月20日 17時
