魔法のような儚い君

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Aside


こんにちは。皆さん助けてください。


襲われそうです。



ジェル「Aー！」

さとみ「やめろ！Aは俺のもんだ！」


この2人、未成年のくせにお酒飲んでやがる。

そして酔ってる。



ジェル「なぁなぁ、俺の方が好きやんな？」

近い近い。

待って？会って2日目だよね？

パーソナルスペースって知ってる？


動けばキスしそうな距離。



わぉ。



さとみ「俺に決まってる！」

ｸﾞｨｯ!!


さとみ「はぁ…めっちゃいいにおーい。」

やめて？髪の匂い嗅がないで？



ななもり「はいはい。2人とも。Aが困ってるからね。」


なーくんに引き剥がされるまで何も出来ない私。



ななもり「ごめんね、2人酒癖悪くてね。」


『皆未成年だよね？』


ななもり「うーん…まあまあまあ。」


『まあまあじゃないんだよ。』


チュッ


頬に暖かく柔らかいものが触れる。


さとみ「はーい。Aのほっぺ俺が貰いましたー。」


慌ててキスされた場所に手を覆う。


顔が赤くなってるのが分かる。

さとみ「あーw照れてるー！」

ケラケラと笑うさとみに殺意が湧く。


ななもり「そろそろ落ち着こうね。」

ｶﾞﾁﾝｯ!!

さとみ「いっ！！」


さとみにななもりの拳が飛ぶ。


ななもり「どう？戻った？」

その笑顔は奥が深かった。


さとみ「ｽｲﾏｾﾝ。」



ころん「ちょっとA見てよ。」


『なんですか。』

ころんくんが指さす方にはるぅとと莉犬が寝てた。←名前覚えた。

『可愛い。』

ころん「でしょ？ちょ、写メ撮ろうよ。」


2人で連射し始める。


ころん「待ってwwwこれ事故がじゃない？」

連射のひとつでちょっと事故ってる写真を見せてくる。

『それは削除しなくちゃwww』


でもちょっと面白い。



なんだろう。


なんか普通の学生っぽいことしてるな。


勉強とかじゃなくて。


友達らしいこと。



できてる気がする。



ころんside



写メを見て笑っていたら肩に重みを感じた。



A…寝ちゃった。



すやすやと気持ちよさそうに寝てる。


そっと僕の膝の上に頭を降ろした。



優しく撫でる髪は存在で儚いほど綺麗だ。





なんでだろうね。



君と初めてあった気がしないよ。








___

うーん。

語彙力5000円位で売ってないかな？

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