11話 ページ12
Aside
『莉犬…くん？どうして…』
るぅと「僕もいますよ。」
いや、そうじゃなくて…
どうしてこんな空高くにいるの？
余裕で電柱の上に立ってる。
ボロボロの私を安安と受け止めてくれた。
ｼｭﾝｯ…
飛び降りたと思ったら一瞬で地面へおりた。
『どうして…2人は…』
抱き上げたまま離してくれない。
莉犬くん、私より背丈が小さいのに…
2人は寂しそうな顔で私の顔を覗き込んだ。
るぅと「説明しますね…僕たちのこと。」
近くの公園のベンチに座った。
莉犬「俺たち…ダークべルムの人間なんだ。」
その言葉を聞いた瞬間背中に冷たい汗が通った。
敵が目の前にいる。
でも、変身することすら出来ない。
るぅと「僕たち…Aさんに協力してもらいたいんだ。」
莉犬「この戦いを終わらせるために。」
『終わらせる？』
莉犬「世界の滅亡、それがダークべルムの目的。理由は分からないけど。」
世界の滅亡…？
るぅと「僕達はもう嫌なんです。人を不幸にするのが。」
莉犬「プリキュアの君ならダークべルムを倒すことが出来る。」
莉犬「俺たちに協力してくれないかな？」
人の嘘を見抜くのは昔から苦手だ。
2人が嘘をついてるかどうか分からない。
もしかしたら、私を倒す為の戦法かもしれない。
だとしても…
嘘をついてない…気がする。
なんの根拠もないけど、自分の勘を信じてみようと思う。
『分かりました。』
るぅと「ほんとですか！？」
『私も頑張ります。一緒に頑張りましょう、ね？』
2人の手を繋いだ。
莉犬「っ！！ありがとう！」
始まった、私たちの戦いが。
『ところで…ダークべルムは他に誰が…』
るぅと「…Aさんも知っていますよ。」
『え…』
莉犬「ななもり、さとみ、ころん、ジェル。」
『は…まさか…』
仲が良い人達が私の敵？
世界を滅ぼそうとしてる？
『明日からどんな顔して合えば…』
莉犬「知らないフリするしかないよ。」
『無茶な…』
明日からの学校は辛さしか感じない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はーぶ - 、、、これは泣く、、、 (2021年2月5日 16時) (
レス) id: 8d5b7ec8fb (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 花火さん» 最後までご愛読ありがとうございました！受験頑張ります！ (2020年12月31日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
花火 - すっっっっごい面白かったです！！お疲れ様でした！！受験頑張ってくださいね！！ (2020年12月31日 23時) (レス) id: 04f7923ed2 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - ずんだ属性の餅さん» ありがとうございます！(´；ω；｀)最後まで読んでくださり嬉しいです！受験頑張りましょう！ (2020年12月31日 8時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ属性の餅(プロフ) - とっっっても…いいお話でした…(´；ω；｀)素敵な作品を、ありがとうございました！受験、私も頑張らないと…！良いお年を(●´▽`●) (2020年12月31日 3時) (レス) id: 2a0d204488 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかり | 作成日時：2020年10月1日 22時
