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莉犬side


いやいやいやいやいや。


強いとは聞いてたけどさ。ここまで?


さとみくんも唖然としている。


現場に着いた途端、一瞬で作戦を思いついて


一人で突っ走って



大将をボコって組を潰してきた。


さとみ「え?もう終わったの?」

『はい。ころんさんがくれた日本刀がとても使いやすくて…』

刀の反対側に握られているのは大将の髪の毛。

ボロボロの体がAの服を濁す。

ドタンッ!!

『もうこんなことしないでくださいね。次はこれじゃすみませんよ。』

え、怖い怖い。


組長は殴られすぎて何も言えてないし。

さとみ「えげつないな。」

『武器として育ちましたから。』

俺たちは車に乗り込んで帰った。

Aは遠く外の景色を眺めていた。

莉犬「ねぇA。」

俺はかわいい横顔に見とれながら声をかせた。

『はい?』

莉犬「Aは…アッチの世界に行ったことある?」

前々から疑問だった。

人馴れしていない接し方。

喋り方も…失礼だけどロボットみたいで人並みの教育を受けたとは思えない。

幼少期からこっちの世界にいるなんてそうそうない。

「店」と言う概念すらなかった。

「貰う」だから、必要以上のものは欲しがらない。

『行ったことありません。どんな世界なのかも…知りません。』

莉犬「行ってみたくないの?」

『昔、母が言ってたんです。「今を精一杯に生きなさい」って。』

『「今」が中々上手くいかなくて、見る余裕が無かったんです。』

君の言う余裕は「時間の余裕」か「心の余裕」か。

否、どちらもか。

今もこうやって行かないのは、行く術を知らないからかな?

目的もないことはしないから。

莉犬「行きたい時は行って!さとみくんが連れていくから!」

さとみ「俺かよ!」

Aは相変わらず無表情。

でも…

『ありがとうございます。』

と、一言だけ言った。

ロボットじゃない。ちゃんと人の温度で。


俺はそんな当たり前が




心の底から嬉しくてたまらなかった。

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作品ジャンル:ファンタジー
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Ri_(プロフ) - @雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´;ω;`) (9月24日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
@雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!(プロフ) - めぇぇっっちゃ好きです!こういう系好きなので…好きな作者さんが作ってくれて嬉しいです!応援してます! (9月24日 17時) (レス) id: bf4b9d8135 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2020年9月13日 21時

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