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ころんside

Aが選んだのは日本刀だった。

誰も使ってなかった。扱いが難しいから。

ころん「日本刀にするん?」

『一応、使えるので。』

マフィア界でも日本刀を武器として使ってる人多分いない。

凄いな、この子。

ころん「誰に教えてもらったの?」

『…金木犀にいた頃無理やり習わされて…』

寂しそうに言った。

Aは感情がないとは言え、いい思い出としてとは思ってないらしい。

感情がない…という言い方は違う。

感情を忘れたんだ。

ころん「大丈夫、そのうちまた笑えるようになるよ。」

『え?』

ころん「僕たちが君に思い出させるから。」

女の子にこんなに思いを寄せたのは初めてだ。

大抵の女の子はよく笑う。

家族に大切にしてもらい、たくさんの愛の中いきるんだ。

この子にはそれがない。戦力として育てられた子。

愛着と言ったらおかしいけど…

昔の僕に良く似てるんだ。

誰かに必要とされたくて死ぬほど足掻いた僕たちを。

重ねたしまうんだ。

きっとこの子の気持ちも半分くらいは知ってる。

Aの心の裏に隠れた感情を

僕たちに見せくれる時がくるまで。

『ころんさん?』

ころん「あぁ、ごめん。行こっか。」








ななもり「簡単なお仕事から頼むね。」

『はい。』

なーくんは地図を広げた。

ななもり「ターゲットはこの男、川村 アルト。アルト組の当主。」

ななもり「さいきん表社会にも手を出し始めてるからね。騒ぎにならないうちに。」

さとみ「雑魚じゃん。莉犬一人でも行けんじゃね?」

確かに。さとみくんが行かなくても莉犬くんだけで仕留められる。

ななもり「あくまでAのお仕事だからね。」

るうと「そうですね。二人はサポートに回ってください。」

「「はーい。」」

ななもり「行けそう?」

ジェル「無理せんでいいで?」

『行けます。任せてください。』

三人はそれぞれ武器を手に出た。

さとみくんのスーツに小型カメラをつけてある。

これで 僕達はお手並み拝見っと。

ジェル「そういえば、Aの服ボロボロやけど…良かったん? 」

るぅと「あ。」

ななもり「ジェルくんのバカ!なんでもっと早く言わないの!?」

ジェル「あ…ごめん…(´;ω;`)」

帰ってきたら、新しい服あげよ…

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設定タグ:すとぷり , マフィア   
作品ジャンル:ファンタジー
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Ri_(プロフ) - @雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´;ω;`) (2020年9月24日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
@雨粒(`・∀・´)@推しを笑顔に!!(プロフ) - めぇぇっっちゃ好きです!こういう系好きなので…好きな作者さんが作ってくれて嬉しいです!応援してます! (2020年9月24日 17時) (レス) id: bf4b9d8135 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2020年9月13日 21時

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