2夜＊おまじない ページ4
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貴「唾でもつけとけってよく言うよね」
虎「いつもそんな事言わねぇよな！？」
貴「ウソウソ。…でもここじゃ使いたくないから、空き教室行きたい」
虎「あ、じゃあオカ研の部室行こーぜ？今誰もいないから」
貴「ああ、うん…」
虎「…ん？どったの？」
貴「なんでもないよ…」
地味に痛え〜と言いながら悠仁と部室に行く。
心霊現象研究会 部室
貴「はい、手出して」
虎「おねがいしゃーす」
悠仁は右手を私の前に出す。
人差し指か…ちっちゃい傷だし、これくらいならすぐ出来るかな。
キュッと両手で悠仁の手を握る。
貴「……」
虎「(手ェ小っせぇなぁ…)」
_____''ｽｩ…''
貴「あ、できた」
虎「おー治った！」
キラキラな眼で治った指を見る悠仁。
悠仁の言う「おまじない」とはこの事。
私は何故か、こうやって傷を治したりする力があった。
この事を知っているのは悠仁だけ。
昔、悠二が転んで膝に傷が出来た時だった。
どうしよう、どうしようと戸惑って悠仁の膝の傷にハンカチを当てた時だった。
その傷が治った。
絶対気味が悪いと思われる…と思ったら____
_______''Aって魔法使い！？すっげー！！''
感心していた。
私も吃驚してたけど…悠仁は誉めてくれた。
2人だけの秘密にしよう、と。
でも大きな怪我は治せなかった。
骨折や捻挫を治してみようと思ったけど、それはちゃんと治せなかった。
全然うまくコツが掴めない。
だからせいぜい切り傷くらいしか治せない。
貴「…私って人なのかな」
虎「……Aは人だよ。俺が保証する」
貴「…そっか」
虎「なんなら俺なんて、たまにゴリラの生まれ変わりなんじゃねーかって言われてるからね？」
貴「実際そうじゃない？50m3秒で走るなんてチーターかヒョウかめちゃくちゃ足速いウィペット(犬)くらいだよ」速さ知らないけど…
虎「俺の前世も現在も動物って思われてる！？」
貴「あはは、な訳ないでしょ」
いや、ありえないけどね？ぶっちゃけ
貴「！！！」
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ！ (1月5日 20時) (
レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければボードで会話しませんか？お返事お待ちしています！ (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ！！教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2023年11月18日 1時
