*癖はなかなか直らない ページ19
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貴女side
癖は偏って多いほどの(普通でない)仕方を繰り返して、ついた習慣。
なかなか直すことなんて出来ない。
難しいよね。
そんな私のある癖は_____
‘‘ぎゅっ”
リ「ん?」
貴「ぁ…」
私の癖は___つい手を握ってしまうことだった。
今まで声が出なかった私は、相手に触れなければ会話ができなかった。
会話といっても…テレパシーみたいなものかな?
主に手に触れることが多かった。
リクオくんに自分のことを話してから、手を握るのが当たり前になっていた。
でも今は、もういちいち触れなくても…会話ができる。声も出る。
もうやらなくていいはず……なのに
貴「あ、あの…ごめん、つい」
手を握るという癖が出てしまった。
リ「つい?」
貴「あ、ほら…声が出なかった時、よく手に触れたりしたじゃない?」
リ「ああ、そういえば…癖なの?」
貴「あはは…たぶん。変な癖だよね。もうやらなくていいのに」
リ「そんなことないと思うよ?」
貴「え?」
リクオくんは更に私の手を握る。
なんか…エスコートみたいな。
リ「ボクはその癖、変じゃないと思う」
貴「変じゃ、ない?」
リ「うん。むしろ可愛い癖だよ」
貴「!!??」
か、可愛い…って
リ「他の人にも触れたりした?」
貴「今のところ…リクオくんだけかな。あっ、でもたまに氷麗ちゃんの手を握ったりする」
リ「氷麗…だけ?」
貴「う、うん…」
リ「なら、いいんだ…だけど
あんまりボク以外に触れないようにね?」
貴「は…はい?」
リ「てことで、あと少しだけこのままでいてね」
貴「え」
リクオくんは私の手を握ったまま家の廊下を歩いた。
し、しばらくこのままな感じ?
貴「(癖…直そう)」
*
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黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» 駄目ではないですよ!人気になりましょう!!これでぬら孫を好きになって小説が増えるといいですね (2018年11月4日 18時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 大変厚かましいのですが私の小説を紹介してもらえませんか?駄目だったら言ってください!「ぺコリ」 (2018年11月4日 16時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - わかりましたっ無理言ってすみません・・・それと小説新しく進行したのでみてくださいっ (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» ただいま速度制限がかかりもう少しになるかと…いやそろそろ直るはずです (2018年11月4日 14時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 読んでくださってありがとうございますっそれとリクエストのほうはもうすこしでできますか? (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月25日 22時