第101話☆犯行の眼 ページ12
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日和「金城…」
貴「(知り合い…?)」
金城「日和、フリー50すげぇ伸びてたじゃん。やっぱお前才能あるよ。
子供の頃の大会じゃそこそこ結果残してたもんな?
…けど、アメリカから帰国して伸び悩んだ。
お前、まだ郁弥と連んでるだ?」
バッと日和くんは立ち上がり金城楓と向かい合う。
日和「きみに関係ないだろ」
金城「え?マジでまだ人魚姫ごっことかやってんの?勘弁してくれよ。どーせ泳ぐ時は1人なんだよ」
日和「僕は昔はそう思ってたよ…」
貴「日和く_____」
金城「_____おいおい日和さあ?」
_____'' グイッ "
金城楓は突然日和くんの胸ぐら掴んだ。
咄嗟の事で私も立ち上がり、猫はびっくりして逃げた。
金城「その反抗的な眼なに?お前の為にアドバイスしてやってんだよ?」
日和「きみじゃ七瀬くんには勝てない」
金城「おいおい誰が誰を勝つって?」
日和「君も!七瀬くんと泳げばわかるよ!!」
金城「ああ?何を訳わかんねぇ事を…」
貴「ちょっと!いい加減に日和くんを離して!!」
金城「あ''?何お前…?」
_____'' ガシッ"
貴「いッ…」
日和「Aちゃん…!」
金城「部外者は首突っ込むじゃねえよ」
ギリギリと金城楓に手首を掴まれる。
日和「金城離せって!」
貴「あなたじゃ七瀬くんにも…郁弥くんにも日和くんにもきっと、違う意味で勝てない。その意味も…
1人で強くなるだけで勝ってばかりのあなたになんか…」
金城「だから訳わかんねぇ事を…」
郁「_____その手離せよ金城!!」
貴「!」
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金城くん好きな方、マジですいません…
第102話☆アスリートなら競技で→←第100話☆スマホを忘れた…
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作者名:黒なっち | 作成日時:2021年8月9日 19時