Minha princesa_2【ペルソナ5A】

55#その夜＿＿＿ ページ12

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＿＿＿＿ルブラン・屋根裏






モ「今頃ネヴィアは(カナ名)のベッドで寝てるだろうなぁ」


蓮「そうだな」







＿＿＿'' ピコンッ"







蓮「？」






誰かからチャットが来た。









Aからだ。







A夜おそくにゴメンね。ちょっといいかな?



蓮どうした?






Aあのパレスを出て考えたの。…斑目を改心させたら、喜多川くんはこれからどうなっちゃうのかなって…




蓮迷っているのか?





Aうん…恩人だって言ってたし、喜多川くんにとって改心させる事がお節介な事なのかなって


A実際、斑目のおかげで喜多川くんは食べていけてるし、学校にも通えている。









確かに、喜多川の生活には大人の力があったからだ。




Aは改心させる事が不安になってきたのか。









A酷い大人を放っておくのは良くないのはわかってる。まだ改心させるか結論出してないのにごめんね









蓮「A…」








蓮Aは優しいな





Aそんなことないよ




蓮そんなことあるさ。転校初日に俺に優しく話してくれたよ






A……あれ、お節介だった?









お節介じゃないよ、A。




俺は嬉しかったんだよ。





優しいAが俺と話して、俺の噂を信じないでくれた。







蓮お節介じゃない。むしろ嬉しかった。俺はAのお節介好きだよ








蓮「…あっ」







やばい








Aありがとう








送信取り消しできなかった…









蓮とにかく、また喜多川に会って本心を知ろう?改心させるかはそれからだ






Aそうだね。全会一致、だもんね







Aおやすみなさい






蓮おやすみ









蓮「……」









ポトッとスマホを枕元に落とし、仰向けになりながら先ほどのチャットのやり取りを思い出す。









蓮「……お節介好きだよって言っちゃった」







意識してるみたいじゃないか、これじゃ…









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