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エペルくんがいなくなって1人になる



賑わう食堂の雰囲気に慣れなくて



早く食べ終わろうとパンを詰め込む





バシャ ____





「 … え 」



最悪、



「 … ぁ、悪いっ! 」



じゃれ合ってはしゃいでいた男子生徒がぶつかり



持っていたジュースがかかった



「 … 」



「 … って、2年の女子じゃん … 」



集団の中の1人が言うと



全員の顔から焦りが消えて怪しげな笑みが浮かぶ



「 … 可愛い顔してんねぇ 」



「 … 水かかっててなんかイイ感じー 」



「 顔、拭いてあげるねー … 」



気持ち悪い



ジュースまみれの体もこの人たちも。



逃げたいけど、怖くて動けない



どうしよう



先輩たちの手が伸びてくる



触られたくない



フ 「 … ねぇー、なにしてんの〜? 」



そのときに聞こえた



いつもの柔らかくてへらへらした声



「 … フロ、イド … 」



安心して涙が出そうになる



フ 「 … オレのダンゴちゃんにー、なにしてんの〜? 」



「 ダンゴちゃんってゆーの?このコ、 」



「 あんま見たこと無かったけどさー、意外と可愛い顔してんなーって 」



「 フロイドと仲イイのー? 」



「 オレらにもちょーっと遊ばせてくんねー? 」



そういって、私の隣にいた人が腰を触ろうとした





























ドガッ ________

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作者名:祥乃 | 作成日時:2020年4月22日 22時

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