番外編 ‐ ハロウィーン ‐ ページ46
日はあっという間に過ぎて
待ちに待ったハロウィーン当日を迎えた
ハロウィーンウィークの1週間、残念なことに
フロイドと一度も会えていない
みんなそれぞれ力を入れて作業に取り組んでいるから
自由時間が無いのは仕方ないけれど。
… お昼くらいは一緒に食べられたらいいな
と、思ってはいたものの
結局人混みの中からフロイドを見つけることができない
長いこと彷徨い続けても
それらしき人は全く見つからない
背が高いから楽勝だと思っていたけど、
想像以上の人の多さだ
去年の倍か、それ以上か。
場所によっては歩くのも精一杯
… 仕方ないか、1人でさっと食べよう
今日限り一般の方も利用可能な食堂で
空いている隅の席に座る
いつもより少し豪華な昼食を堪能していると、
「 えっ、あれ!!?
まさかオネーサンこの学園唯一の女子生徒ってヤツ!? 」
「 … え? 」
苦手とするパリピの集団に絡まれてしまった
… 恐ろしい
「 えっ!!マジじゃん!思ってたより女の子ってカンジ 」
「 ヴァンパイアだ〜めっかわ!! 」
「 えっ!バズる要素しかなくない!? 」
「 オレたちこんな人混みの中から見つけるとかラッキーすぎでしょ!? 」
「 最 & 高 」
勢いと圧が凄まじい
空気感に負けてボロボロになりそうだ
・
「 ね!オネーサンさ、1枚だけ!一緒に撮ろ!! 」
「 え、や、ちょっと 」
パシャ!
パシャ、
パシャシャシャシャ …
・
・
… え
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作者名:祥乃 | 作成日時:2020年4月22日 22時