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エースside



あれからダラダラと皆でメシを食った



モストロ・ラウンジから出て寮までの道を歩く




「 … なーんかめっちゃ機嫌悪かったね 」



デ 「 フロイド先輩か? 」



「 そー 」



ユ 「 フロイド先輩、Aさんのこと大好きだから 」



















「 なっ、! … は!?マジ? 」



ユ 「 知らない?フロイド先輩ずっとくっついてんの、学校でもどこでも 」




ほー



だからあんな仲良かったワケね …



オレの入る隙ないってコトじゃん




デ 「 A先輩に絡むにはそれなりの覚悟がいるってよく分かったな 」



「 … 」



ユ 「 エースがショックうけてるー珍し 」



「 … そりゃうけるってー 」



ユ 「 好きだったもんね 」



デ 「 あの態度じゃ先輩にもバレてそうだけどな 」



「 おいこら言うな 」



ユ 「 好き好きオーラすごかったもんね 」



「 … だってあんなん好きになるしかなくね? 」



可愛いじゃん、しんどい



初めて笑顔みたとき死ぬかと思った



デ 「 … ベタ惚れか、気持ち悪い 」



デュースは殴った



ユ 「 告白すればいーじゃん 」



「 オレの涙マジカメに晒そうとでもしてんの? 」



ユ 「 もーっ違う、付き合えればラッキーじゃんって 」



「 … ? 」



デ 「 流石にそれは無理があると思うんだが … 」



「 いやホント、それはハード 」



ユ 「 んー?そー? 」



デ 「 いくらずる賢いエースでも人の女を奪って自分のモノにしようなんて … 」



「 おいこらジュースふざけんな 」



デ 「 俺はデュースだ! 」



「 あっそ 」



デ 「 」



ユ 「 … えっと、2人ともなんか勘違いしてるでしょ 」



















ユ 「 … フロイド先輩とAさん付き合ってないけど 」





… はっ?





え、付き合ってないの?



あんな距離近くて仲良いのに??



聞いたときAには上手くはぐらかされたと思った






エ 「 … いや、えーっと、2人の関係って? 」



ユ 「 友達以上恋人未満 … みたいな 」



デ 「 … 難しいな、なんだそれ 」



ユ 「 … 告白したら付き合えるかもよーってこと 」





なにそれ、オレにもチャンスあんの



好きって言ってもいいんじゃん



















… 頑張るしかないっしょ

番外編 ‐ ハロウィーン‐→←41



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作者名:祥乃 | 作成日時:2020年4月22日 22時

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