水をかぶるとうさぎの耳と尻尾が出て、お湯をかぶると元に戻るんです!!２

第五十二話 ページ9

次の日

あ｢よ、洋くん!!｣

倉｢あぁ!?なんだよ？嫌いなら話し掛けてくんな!!｣

あ｢え...｣

な、何よ!?その態度は!?

わ、私が話を聞かなかったのは悪かった

でもその態度は...

あ｢ムカつく...｣

倉｢ムカつくだと!?なんなんだよお前は!!｣

あ｢ムカつくムカつくムカつくぅうう!!｣

ブンッ バシーン

倉｢グハッ!?(チーン｣

全｢...(ポカーン｣

早紀の回し蹴りがクリーンヒット

あ｢...あ!?ご、ごめん!!(汗｣

倉｢て、てめぇ!!俺が何したっていうんだよ!!ふざけんな!!｣

バンッ

あ｢ヒィッ!?ご、ごめんなさい!!(ウルウル｣

ダッダッダッ

御｢うわー...さすが元ヤン怒った顔はハンパねぇな...(汗｣

川｢早紀の回し蹴りも凄かったね...(汗｣

御｢アイツら敵に回すとヤバイな!!｣

川｢うんうん!!｣

ダッダッダッ

屋上へ到着し

あ｢ど、どうしよ...やっちゃったよ!?...最近調子に乗ってた罰かな...もう...昔の私に戻ろう...｣

スッとフードを深く被った

亮｢何してるの？｣

あ｢え...亮さん!?｣

振り返ると亮さんがいた

亮｢最近、フード被らなくなったのにまた被っちゃうの？倉持と仲直りできなかった？｣

あ｢は、はい...洋くんの朝の態度にムカついて回し蹴りしたら怒鳴られちゃいました(汗｣

亮｢そりゃ、怒るね...｣

あ｢そうですよね...もう洋くんと仲直りなんてできませんよ...前の私に戻ります...｣

亮｢ホントにいいの？昨日、春市から話を聞いたけど、もしかしたら悪気はなかったのかもよ？事故っただけかもしれないし...｣

あ｢でも...もう無理ですよ!!あんな態度取っちゃったし!!許してくれませんよ...それじゃ!!｣

ダッダッダッ

亮｢ホントにいいの...倉持...｣


倉｢マジでふざけんなよ...マジで...｣

御｢なぁ？ホントにキスしたのか？｣

倉｢だ、だからあれは事故だ!!助けたら触れちまったんだよ!!｣

二人は昨日のコトを聞き出した

川｢やっぱりね...倉持が浮気なんてするわけないもんね!!｣

倉｢するわけねぇだろ!!ったく...見られてるとは思わなかったから...｣

御｢その一瞬しか見てなかったから勘違いしちまったんだな...んで、どうすんだ？｣

倉｢決まってんだろ!?誤解を解く!!｣

川｢うん!!頑張って!!｣

だが、早紀は教室には戻って来なかった

そして部活にも顔を出さなかった

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