第十九話 ページ21
不死川さんが禰豆子が入った箱に刀を突き刺し、箱からは血が垂れていた
あ「不死川さん、やめてくださいっ!!」
私が止めに入ろうとするよりも先に、炭治郎が動いていた
炭治郎「俺の妹を傷つける奴は、柱だろうが何だろうが許さない!!」
不死川「ハハハハ!そうかい、よかったなァ!!」
冨岡「やめろ!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ!」
不死川「...っ!!」
冨岡さんの言葉に一瞬、不死川さんが動きを止めた、だが、炭治郎は動じず不死川さんへ頭突きをした
甘露寺「ブフッ!!...すみません。」
全「......」
あ「炭治郎...」
炭治郎「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんてやめてしまえ!!」
不死川「てめェ...」
「お館様のお成りです!」
お館様「よく来たね、私の可愛い剣士たち...」
ついにお館様が現れ、私達は整列した...
久しぶりのお館様...凄い緊張する!!
不死川「鬼を滅殺してこその鬼殺隊、、竈門・氷堂・冨岡、三名の処罰を願います。」
お館様「では、手紙を...」
「はい...こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます。
“炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうかお許しください。
禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。
飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま二年以上の歳月が経過致しました。
俄には信じ難い状況ですが紛れもない事実です。
もしも、禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門炭治郎及び
鱗滝左近次、冨岡義勇、氷堂早紀が腹を切ってお詫び致します。”」
全「......」
不死川「切腹するからなんだと言うのか...死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません。」
お館様「確かにそうだね。ただ、人を襲うということもまた証明できない。」
そうお館様が言うと、不死川さんは腕を斬りお屋敷に入り、箱を開け禰豆子に血が流れている腕を見せた
なんてことをしてるの、不死川さんっ!!
禰豆子「フゥ...フゥ...」
苦しんでる...止めて、お願いだからっ!!
炭治郎「禰豆子っ!!」
炭治郎の問いかけに、我に返った禰豆子は、そっぽを向いた
お館様「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」
これで、炭治郎の話は終わり、私達は胡蝶家で治療してもらうことになった
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年5月17日 23時