ダイヤのＡ〜短編集２〜

バレンタイン〜御幸2〜 ページ32

あ｢...一也｣

扉の所には一也がいた

あ｢な、何しに来たのよ!?｣

御｢早紀が教室出ていくの見えたから...心配で...｣

そう言いながら、近付いてくる一也

あ｢嬉しそうに女の子からチョコ貰っちゃってさ!!わ、私のなんか...きゃっ!?｣

ガシャン!!

気付いたら後ろはフェンス

目の前には一也が立っていた

御｢全部返してきた...｣

あ｢...え？｣

御｢ごめんな？なかなか断りにくかったし、早紀がどんな反応するかなーってちょっと楽しんでたりもした!!｣

ニヤッと笑いながら言う一也

あ｢なっ!?...私がどんな気持ちだったから分かってるの!?｣

御｢ごめんって...反応が可愛くてついやりすぎた...許してくれるか？｣

と私の顔を覗きこんで言う一也が可愛くて

あ｢うっ...///｣

固まってしまった...

御｢それで...｣

あ｢....へ？(汗｣

可愛かった一也はどこへやら

御｢倉持にはあげて俺にあげないわけないよな？(怒｣

あ｢あ、あげるよ？だから、落ち着いてね？(汗｣

怖い顔の一也がドンドン近づいてきて

チュッ

あ｢ん...!?///｣

御｢さっき捨てようとした罰な？♪｣

あ｢んなっ!?///｣

バ、バレてる!?

御｢早紀、チョコ早く!!｣

あ｢あ、うん!!｣

チョコを渡し、口に入れた

あ｢ど、どう...？(汗｣

御｢...ん？甘くて美味いぜ？｣

ほら!!と言ってまたキスをしてきた

あ｢ん...んん!?///｣

でも、さっきとは違い舌が口の中に...

あ｢ん...もう!!///｣

御｢甘かっただろ？♪｣

あ｢うん...///｣

御｢早紀、ありがとうな♪大好きだぜ？｣

あ｢わ、私も大好きだよ!!///｣

イジワルな一也だけど

私のコトを思ってくれてるんだなって

改めて知れてうれしいな...

御｢ん？何ニヤニヤしてんだよ？｣

あ｢べーつにー!!｣

御｢教えてくれねぇの？｣

あ｢内緒だよ♪｣

御｢早紀ちゃーん!!｣

あ｢しーらない!!｣

悲しいバレンタインになるかと思ったら

とても幸せなバレンタインになりました!!



チャンチャン♪

バレンタイン〜伊佐敷〜→←バレンタイン〜御幸〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す