検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:6,952 hit

♯2 ページ3

(帝統side)



「どうぞぉ〜」


「邪魔します…」



酔っ払いについて行ってやってきたのはマンション


中に入るといかにも一人暮らしの女の部屋で
白と黒を基調とした家具やインテリアが揃って綺麗に整理整頓されていた



「ソファ座ってくださ……って、ふふ…もう座ってる〜」


「あ、おう…」



普段は幻太郎か乱数ん家に泊まるからつい癖でなんも聞かず座っちまった…

まぁ、コイツも笑ってるしいっか



「あ、お昼の残りあるけど食べますかぁ…?」


「いいのか!?」


「いいれすよぉ…」



そう言って冷蔵庫の中からラップをかけたお皿を取り出してレンジで温め始めた



「そう言えば…名前まだ聞いてなかったな
俺は有栖川帝統、お前は?」



温まるのを待ってる間、名前を聞いてみた

すると……



「AA、21さいのおーえるれーす!へへ〜」


「そ、そうか」



年齢と職業まで答えてきた


つか、年上なのか…同い年かと思った


自己紹介をし終わり、丁度よくピピピと温め終わった



「あっ、あったまったぁ〜

……あっち…!」


「ちょ、おい…!大丈夫か?」



ついソファから立ち上がって、Aの所まで行って手を見てみる


火傷は……してねぇみたいだな



「俺がテーブルまで持ってくから」


「ぁ……ごめん、ありがとぅ…」



俺はジャケットの裾で手をガードして皿を取り出し、テーブルまで運んだ



「お、パスタじゃん!」



フォークとコップとお茶を持ってきたAに礼を言い、頂きますをして早速食べ始めた



「ん〜!!うっめぇ〜!」


「よかったぁ」



Aって料理上手いんだな


なんて感心していると



「あ!わたし、お風呂入ってくるから、食べ終わったら食器軽く濯いでおいてくらさい…!

それと、テレビとか勝手に見てていいからね〜」


「おぉ、分かった!」



Aは風呂に行っちまった


酔ってるけど、無事に風呂入れんのか…?


少し心配しつつ、パスタを平らげた

♯3→←♯1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モーニング兄弟 | 作成日時:2019年5月24日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。