飛行船とキルア ページ10
「うむ、緊張感が伝わってきていいのぉ。」
受験生は1度集められ、ネテロやビーンズの話を聞く
私とヒソカとイルミはそんな受験生らの集団から少し離れたところで固まりつつも話を聞いていた
次の試験会場に着くのは明日の朝頃だと言う。
「ふーん、んじゃ私シャワー浴びてくるね」
イルミとヒソカに軽く手を振ってシャワー室へと行く。
随分汚れたからなぁ…30分位して身体を洗い終わり、シャワーを止める。
服も新しいのに変え、白いTシャツに七分丈のズボンというラフな格好である。肩にタオルをかけ、髪からはぽた、と水が少し落ちる
「…？血の匂いがする、」
濃い血の匂いが廊下からする、気配を消しながら目線だけ向けると、二体の男の死体と殺気立ったキルアが居た
「キルア何してんの？」
声を掛けると暗殺者モードのキルアがこちらを向く。
普段のキルアもカッコいいけど、この目をしたキルアってなんか惹かれるよなぁ。
「…あぁAか。」
「どーしたの？」
ぐい、と頬についた血を拭ってやればじ、と見つめられる
「…Aは、こんな俺 きらい？」
じっと見つめられながら、質問される。
キルアの目をしっかり見て、答える。
「どんなキルアも大好きだよ」
キルアは少し目を開いて、ふ、と笑う。
「…俺、Aが居てよかった。」
ぽた、と私の髪から水滴が落ちる。
水滴は、キルアの頬に落ちて、顎へと流れた
まるで泣いてるみたいだ、なんて。
「髪、濡れてる。ちゃんと乾かさないと風邪ひくぜ？」
私の胸元に伸びた髪を人束掬って、ちゅ、と軽くキスをするキルアに見とれていた。
「んじゃ、俺寝るわ！」
三次試験寝坊すんなよ！と言って、どこかへ走っていったキルアを見送り、死体へと目を向ける。
「死体処理、しとくかぁ。」
窓を開けて死体を投げる。下へと落ちていく人だったものを冷たい目で見ながら、私も部屋へと戻った。
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す ズ き(プロフ) - つららちゃんさん» わああコメントありがとうございます！；；とても励みになります！；； (2020年4月6日 14時) (
レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
つららちゃん(プロフ) - イルミ(T . T)すごく面白いです！こんな素敵な作品をありがとうございます(T . T) (2020年4月6日 5時) (レス) id: 74f4862074 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - 更新待ってました〜！ゴン可愛いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月8日 13時) (レス) id: 88cce883b3 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - ＊エアメル＊さん» エアメルさん〜；!!応援は嬉し過ぎますありがとうございます； (2018年8月26日 21時) (レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
＊エアメル＊(プロフ) - ま、まままさか返信してもらえるなんて...！！ありがとうございます！応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c3939000f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：す ズ き | 作成日時：2018年4月9日 16時
