１６話 ni side ページ2
ht「お待たせ〜」
Aと2人で少し話をしていると、着替えに戻っていたひとらんが来た。正直言うとひとらんには悪いが来てほしくなかった。
本人には言わないが、Aには倭国に来てほしいと思っている。それは勿論そういうことだし、それを抜きにしてもAにとっては住みやすい国だと思うからだ。
それはひとらんもしんぺいも思っているみたいだから心の内に秘めておくことにしたのだ。
ht「あれ？Aちゃんは？」
等の本人はどこに居るのか。先程ひとらんが庭園に入ってきたのが分かってから俺との談笑を止めてずっと隠れている。そろそろ出てくるだろう。
ひとらんの問いに俺は肩を竦めて肯定も否定もしない反応をする。
ひとらんは何か見に行ったのかなぁ、と言っているが残念。お前の後ろだ。
mz「わっ！」
ht「ぶえっ！！！！！」
「ふっw」
mz「ぶえっ………ってw」
ht「ちょっと！」
案の定驚かされたひとらんはいつも通り、意味の分からない声を上げた。面白すぎるだろ。Aも笑っている。ひとらんはそれに怒っているが、諦めたようだ。Aはひとらんを驚かせることに成功して満足そうにしている。
ht「もー、何でそういうことしちゃうかなぁ」
mz「たまにはこういうドッキリも良いでしょ？」
ht「俺は嫌だよ………」
mz「え〜？兄さんはどうです？」
「俺も遠慮しとくわ。エーミールとかにしとき」
mz「はーい！」
ht「エミさんごめんね………」
俺の言葉に元気よく返事するA。すまんなエーミール。
mz「こないだと比べると何か増えました？冬やからあんま咲いてないですけど」
ht「うん、ちょっとね。それは春までのお楽しみ」
mz「ええ………」
「で？京はさっき何があったんや？色んな奴が体調悪いんやって思うくらいや。何かあったんやろ」
mz「え。………あー、いや？そんな大した事じゃないです。ほんまにただ寝不足やったみたいで」
嘘だ。本当なら目の下にくまが濃く出ているはずだ。俺もひとらんもそれを見ているし、本人も分かっているはずだ。
もし、それを分かっていないのなら相当ヤバいな。それだけ疲れてるのか、まいってるのか………。そういえば、グルッペンに『Aのことを見ていてくれ』とか言われたな。こういう事か………。
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篝火(プロフ) - ももんがさん» コメントありがとうございます！励みになります！頑張ります！ (2023年3月4日 11時) (
レス) id: 5c99846d6a (このIDを非表示/違反報告)
ももんが - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年3月1日 20時) (レス) @page10 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 篝火さん» きゃ♡イケメン♡惚れちゃう♡ (2023年2月23日 21時) (レス) @page8 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - ピッピ168号さん» かわいいですよね〜！私もそんなピッピさんが好きですよ♡更新頑張ります！ (2023年2月19日 11時) (レス) id: 5c99846d6a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - え、は?shpくんかわいい。しゅ、しゅき。篝火さんはもっと好き。更新ファイト＼(*⌒0⌒)♪ (2023年2月12日 14時) (レス) @page5 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篝火 | 作成日時：2023年1月18日 22時
