１２話 os side ページ23
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「さて、俺はAちゃんの追加の分のマカロン貰ってくるわ」
ut「俺はお手洗い行ってこよかな」
mz「あ、追加……。お願いしてもいいですか？」
「任せるめう！」
Aちゃんに一言入れて2人で部屋をでる。部屋から少し離れたところで大先生が口を開いた。
ut「Aちゃん、随分と物分かりのええ子やな。お蔭で今日はスムーズに進んだなぁ」
「せやなぁ。Aちゃんは地頭ええのもあってなぁ」
やっぱり、大先生は鋭いな。前から女の子股に架けとるからかやろか。
何となくわかるのだろう。だからといって、話すことはないが。
ut「話す気、ない感じ？俺だけやなくてシャオロンも気づいとるで。ショッピ君はもう確信しとるみたいやで？」
これでも、言わんつもりか？
と、副音声のように聞こえる。口に出してはいないが目が物語っている。
そんなんで俺が話すと思っとるんが甘いわ〜。
「で？」
ut「は？」
「それで、俺は話してもええけど。その後、喋ったことがバレてグルッペンから処罰下されでもしたら、どうするん？」
ut「……」
「Aちゃんのことはグルッペンがわざわざ箝口令敷いとるんや。話した俺だけじゃなくて、それを聞いた大先生も。処罰の対象やからな？」
大先生の方を向かずに歩きながら言う。
にしても、Aちゃんのことホンマに気にしとるんやなぁ。気にかけてるんも、可愛がりたいんも、わかるで。実際可愛いもん。
歩みを止めて大先生に向き直る。
でもな、大先生。それで一番迷惑掛かるんは
「Aちゃんなん、わかっとるやろ」
ut「…………」
「それでも、聞くか？」
暫くの間沈黙が続いた。
大先生の端正な顔は歪んでおり、彼の彼女(笑)達には到底見せられるようなものではないだろう。
ut「あー、もう。分かった。聞かへん、聞かへん。それでええ？」
「うんうん。それで良いめう。じゃ、大先生は運ぶん手伝ってや〜」
ut「はいはい」
まあこれで大先生が納得するとは俺も思ってへん。
近いうちにAちゃんにも探りいれるんやろうな。あーあ。ほんま、
「ショッピ君みたいに聞き分け良かったらええのに」
ut「俺らは聞き分けが良くないって？」
「そうやろ」
ut「否定はせんけども！」
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mz「……お腹空いた」
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篝火(プロフ) - ソーダ水さん» ありがとうございます！更新は遅くなりますが、楽しみにしていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2022年4月22日 12時) (
レス) @page24 id: 5c99846d6a (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ水(プロフ) - 大好きな作品です！更新待ってます！ (2022年4月19日 15時) (レス) @page24 id: 46883a5287 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - パティシエルさん» レスが遅れてすみません！ありがとうございます！！！文才があると言われると嬉しい限りです！何周も読み直せるぐらいの面白さになっているなら良かったです！(おまわりさーん！捕まえないで〜！) (2021年12月23日 0時) (レス) id: 5c99846d6a (このIDを非表示/違反報告)
パティシエル(プロフ) - ゑ。好き()初コメすいません！！めっっっちゃ好きです((((((語彙力 最初からわかる文才の凄さ…天才っぷりが伝わってきました(( ? やばい、何周も読み返してしまう…手がｯｯｯ 何故早く出会わなかったん⁇これからついてきます(((((((おまわりさーんコイツです (2021年12月19日 17時) (レス) @page9 id: 00c275c356 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - 冠さん» ありがとうございます！語彙をちょっと、適当に見つけてみれば案外書けますよ！初期から！嬉しいです……1作目はあんまりだったので……wこれからも好きって言ってもらえるように頑張りますね！！！ (2021年12月4日 13時) (レス) id: 5c99846d6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篝火 | 作成日時：2021年11月20日 17時
